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始業式も終わり、下校の時間になった
いつもの帰り道を咲月と帰る
咲｢いや〜、初日から疲れるね〜。｣
｢ね〜、明日から授業あるのやだな〜。｣
咲｢てかさ、今日A檜山くんとやけに楽しそうだったじゃん〜。｣
｢べっ…！別にそんなんじゃないし…｡ただのクラスメイトだよ！｣
咲｢ふーん？ならいいけど(笑)｡｣
確かに檜山くんは優しいし、話のテンポ感も合うけど、正直特別な感情でみたことはない…と思う
でも、もしかしたら気になってるのかも…なんてね
咲｢あっそういえば、あんた学級委員長やる気ないの？｣
｢あっ、うーん…｡｣
そういえば、明日学級委員長決めるって言ってたっけ
やりたくないんだけどな〜
咲｢私、A向いてると思うんだよね〜。｣
｢えっ？｣
咲｢だってさ、Aってめっちゃ正義感あるじゃん。それに、誰にでも優しいし、ピッタリだと思うよ？｣
｢…できるかな…。自信ないよ…｡｣
咲｢いけるよ！なんかあったら私がサポートするし！｣
｢…やってみようかな…！｣
咲｢そう来なくっちゃ！｣
散々やりたくないって思ってたけど、咲月に後押しされて学級委員長をやることにした私
この後驚くべきことが起こるとは誰もが想像しなかっただろう
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作者名：いちごバナナ | 作成日時：2023年9月2日 16時
