好きでいたいのに…【Waku.M】 (ページ6)

今日:17 hit、昨日:14 hit、合計:63,236 hit

6 ページ6

｢疲れた〜！｣

颯｢だね〜。｣

｢いや、颯太はほとんど寝てたでしょ！？｣

颯｢あれ、そうだっけ？｣

4時間目が終わり、お昼を食べる時間になった。

｢お昼だ〜！｣

颯｢あ、A。｣

｢ん〜？｣

颯｢湧から伝言。これからはお昼一緒に食べれないからよろしく。だって！｣

まじか…

今までお昼は、屋上で一緒に食べていて、授業疲れても湧と食べることによって疲れが癒されてたのに〜！

多分彼女ちゃんと教室かどっかで食べるんだろうな〜。

はぁ…

〜屋上〜

颯｢何拗ねてんのぉ？｣

｢…拗ねてないもん。｣

安｢まあまあ、そっとしてあげなさいって(笑)。｣

あ、紹介遅れたけど、彼は安嶋秀生。通称あじ。高一の時に颯太が仲良くなった人で、お昼も一緒に食べてるんだ！

安｢まぁ、湧が居なくても俺らが一緒にいるから安心してAちゃん！｣

｢ありがとうあじ〜！颯太きらーい！｣

颯｢はぁ！？なんでよ〜。｣

そういうとぷくうって頬を膨らますもんだからあじと一緒に大爆笑した。

そうやってくだらない話をずっとしてたら、気づいたら食べ終わっていた。

湧が居なくても大丈夫そうかな。

そう思い少し安心した。

でも、寂しいって思いも同時に出てきた。