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｢うわっ！涼しい〜！幸せ〜。｣
今日は予定がなかったので黒ちゃんのいる病院に来た。
さすが病院。冷房がめちゃめちゃ効いてる。
嬉しくて声に出したら通りすがりの看護師さんに｢うるさい！｣って怒られてしまった。てへっ笑
｢黒ちゃん？入るよ〜。｣
そう言っていつも通り白い扉を開けたら、
｢…？どちら様で…？｣
そこには、おめめがビックな可愛らしい青年がいた。
？｢…あっ！君がAちゃん？｣
｢…はいそうですけど。｣
翔｢俺、平塚翔馬！俺ね黒ちゃんの親友なんだ！｣
｢…あぁ！よく黒ちゃんが言ってた人か！｣
そう。私が病院に来る度に黒ちゃんは｢ひかつがさぁ｣ってずっと平塚くんの話をしていたのだ。
｢…あれ？黒ちゃんは？｣
翔｢今寝てるの。今日体調悪いみたいで。｣
そう言われたので、ちらっとベットを覗くと、明らかに体調が悪そうな顔色をしていて、でも手に触れるとちゃんと体温は温かいから少し安心した。
翔｢ねぇAちゃん。俺Aちゃんのことちゃんと知らないからいっぱい話そ！｣
｢いいよ！私もひらつのこと知りたいし！｣
そう言って1時間くらい話っぱなしだった。
会話をしていて気づいたのが、あんな可愛い顔をしておいてウチらと同じ高３だということ、そして
めちゃくちゃにポンコツだということ。
なんか颯太っぽくて可愛かった。
翔｢ねぇ連絡先交換しよ？俺いつも暇すぎてやばいから笑｣
｢いいよ笑ひらつとの話楽しいから！｣
やったー！って言って連絡先交換の準備をしだした君。
やばい。颯太にしか見えん笑
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作者名：いちごバナナ | 作成日時：2021年4月29日 21時
