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大貴「わっ!!」
慧「ぅわ…!」
びっくりして体を起こすと、そこには目を丸くさせるいのちゃんがいた。
「びっくりした…」と笑ってカーテンを開ける。
大貴「いのちゃん、熱は?」
慧「まだ、微熱。………私が起こしに来ないと大ちゃん起きないと思って」
大貴「あ、そ、そっか。ありがと…」
キスの時を思い出して、熱くなる頬をぱたぱたと扇いでベッドから出る。
いのちゃんはくるりと振り返って部屋を出て行こうとした。
大貴「わ、あぶね」
ふらりといのちゃんの足元がふらついて、慌てて俺は彼女の体を支える。
慧「ごめ、大ちゃん。ありがと」
こんなに接近したのはあの日以来。
ドキドキと鼓動が早くなる。
大貴「気をつけてね…」
慧「ん。大丈夫。今日はお母さんも家にいるから」
大貴「それなら良かった」
いのちゃんはふわりと照れたように笑って部屋を出ていった。
なにあれ。
可愛すぎんだろ。
大貴「っ、反則だってあれは…」
·
大貴「いのちゃんかわい"い"…」
光「朝から何…」
光くんは「薮にしても大ちゃんにしても…」とため息をついた。
薮ちゃんから話聞いたのかな?
大貴「………薮ちゃんと知念、なんか進展あったって?」
光「んや、薮が告白未遂したって言うくらい?」
大貴「なんだ」
にしても告白未遂って言い方、なんだそりゃ。
ぱちりと光くんと目が合って、ふにゃりと笑いがこぼれる。
光「?」
大貴「いのちゃん可愛い」
光「ハイハイ」
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いわし - 何度も読み返してます!このお話大好きなので、続きを書いて下さると嬉しいです!! (2019年1月12日 20時) (レス) id: 8496e7d317 (このIDを非表示/違反報告)
たべっこ(プロフ) - この作品が大好きなので、完結まで頑張ってくれたらなと思います!気長に待ってます! (2018年5月20日 8時) (レス) id: 330ed6c9f4 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - りるりるさん» ありがとうございます!!頑張りますm(*_ _)m (2018年2月24日 15時) (レス) id: eb8fe3defb (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - のんさん» 返信遅れてすみません!そう言っていただけると嬉しいです!ありがとうございます!! (2018年2月24日 15時) (レス) id: eb8fe3defb (このIDを非表示/違反報告)
りるりる - この展開好きです!頑張ってください! (2018年2月3日 12時) (レス) id: 9c52b146fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すず | 作成日時:2017年11月8日 22時