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大貴side
家に帰る途中、向こうの方から歩いてくる薮ちゃんが目に入る。
おーい！と手を振ってみると、気づいてくれたようでこちらに向かって走ってくる。
大貴「なんでここにいんの？家反対だよね…？」
宏太「ちねん、送って…」
どこかぼーっとしてる薮ちゃんに首を傾げる。
これは、何かあったな。
大貴「どしたの？」
宏太「告白しようとしたんだけど…」
大貴「はあ？！」
ぎょっとして俺より10センチ弱くらい背の高い彼を見上げる。
薮ちゃんは小さく眉を下げて笑う。
大貴「返事は！？」
宏太「…まだ心の準備できてないから待って……って」
大貴「oh……」
知念も薮ちゃんもなかなか言うな…。
片想い歴は俺の方が長いはずなのに二人とも早い……。
宏太「あーーっ、もう！！なんなんだよあれぇ……………そんなの、知念が俺のこと、」
大貴「…うんうん」
宏太「やっぱなんでもねぇ」
いい感じなんじゃん。
知念の方は今どうか知らないけど。
すれ違わないうちにくっついてくれればいいな。
大貴「…あともう1回」
宏太「……え？」
大貴「あともう1回攻めてみれば上手くいくはず…！」
ぱあっと1度嬉しそうな表情をした薮ちゃんは、こほん、と咳払いをして「…頑張る」と呟いた。
俺も頑張んなきゃいけないんだよ。
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いわし - 何度も読み返してます！このお話大好きなので、続きを書いて下さると嬉しいです！！ (2019年1月12日 20時) (
レス) id: 8496e7d317 (このIDを非表示/違反報告)
たべっこ(プロフ) - この作品が大好きなので、完結まで頑張ってくれたらなと思います！気長に待ってます！ (2018年5月20日 8時) (レス) id: 330ed6c9f4 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - りるりるさん» ありがとうございます！！頑張りますm(*_ _)m (2018年2月24日 15時) (レス) id: eb8fe3defb (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - のんさん» 返信遅れてすみません！そう言っていただけると嬉しいです！ありがとうございます！！ (2018年2月24日 15時) (レス) id: eb8fe3defb (このIDを非表示/違反報告)
りるりる - この展開好きです！頑張ってください！ (2018年2月3日 12時) (レス) id: 9c52b146fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すず | 作成日時：2017年11月8日 22時
