□訪問者 ページ25
ベッドで横になった伊野尾ちゃんは、苦しそうに肩で息をしてる。
この間も倒れたばっかなのに……やっぱ色々あって無理しちゃうのかな…。
涼介「…ご飯食べた？」
慧「たべてない…」
涼介「キッチン借りるね」
とりあえず冷蔵庫にあった材料で卵がゆでも作ることにする。
キッチン、意外と綺麗じゃん。
そんなことを考えていると、3つのコップが並んで置いてあった。
ひとつは伊野尾ちゃんの……だとしてもあとの2つは誰が使ったんだろう…。
涼介「……ま、いっか」
お粥を作り、味見して自分で満足してると、インターホンが鳴った。
誰だろう。
大ちゃんだったりして(笑)
涼介「はー……い！？」
確認して出ればよかった。
「えっ？……あれ？…や、山田…君……！？」
涼介「こ、こんにちは……伊野尾ちゃんなら今…」
「わぁあ！かっこいーですね！私の彼氏には負けるけど！」
第一印象もクソもない。
……なんだこの子！？
·
涼介「あの、伊野尾ちゃんなら今風邪ひいて寝込んでて…」
勝手に家にあげたのはまずかったかも。
1人で考える。
「そうなんですか！？……相談あってきたのに…」
涼介「相談！？伊野尾ちゃんなんかにですか？」
「はいっ。雄也と仲がいいみたいなので…」
涼介「雄也……？」
まさかとは思うけど…
「あ、申し遅れました！私、高木雄也の彼女です！」
この子が……雄也の彼女…。
雄也の彼女が伊野尾ちゃんに相談って…何考えてんの？
涼介「伊野尾ちゃんとは知り合いなんですか？」
「昨日の夜、雄也と一緒にここに来て…」
涼介「え、そうなの！？」
「それで、雄也と仲良しっぽかったんで…」
伊野尾ちゃん、雄也と彼女と会ったの…？
また、泣いてたんじゃ…。
「あの…」
涼介「え、あ、はい？」
「伊野尾くんに会わせて下さい！」
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ふるは(プロフ) - 山さんオチ。最高過ぎます。癒されました。幸せな時間です。 (2019年3月30日 11時) (
レス) id: e713ca3791 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - くるみるく(白米王子☆)さん» ありがとうございます！時間があれば掛け持ちの短編集にて書かせていただきます！ (2017年11月21日 19時) (レス) id: eb8fe3defb (このIDを非表示/違反報告)
くるみるく(白米王子☆) - すずさんの作品大好きです！ひかの意味深な反応に気になりました(笑)掛け持ち大変だと思いますが、リクエストでこちらの続編を読みたいです。このあとのやまいの、意味深な反応をしたひかについても読みたいです…！ずっと先でも良いので、よろしくお願いします。 (2017年11月21日 19時) (レス) id: 0194cc657e (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - ほのかさん» わわ、ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！ (2017年9月6日 21時) (レス) id: eb8fe3defb (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 完結おめでとうございます！面白かったです！新作読ませていただきます！ (2017年9月6日 20時) (レス) id: e0c0297228 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すず | 作成日時：2017年7月26日 12時
