４７滴 ページ13
そして私は、教室前に来ていた。
正直怖い、怖すぎる。
このドアの向こうには、Ｂ組の皆がいる。
…僕の 本性 を見た皆が。
僕は一呼吸おいて、ドアに手をかける。
「はい失礼しまーす」
『えっ、ちょ、凛月！？』
凛月が勝手にドアを開ける。
いや待って、心の準備が本当…
「遅いんだよ、開けるの。
いつまで突っ立ってんのさ」
『心の準備！あと授業中！！』
「今は自習だし…」
気だるそうに凛月くんが言った。
「A…？」
声のするほうを見ると、眉を下げた衣更。
途端に竦む足。
吹き出る汗。
『あ…あの…っ……』
「よかったぁ…なかなか帰ってこないから、事故にでもあったのかと思ったじゃねえか…！」
衣更が僕の肩をガッシリと掴んだ。
そして、耳元で囁いた。
「無神経な事言って、ごめんな」
そして僕から離れると、優しく笑ってくれた。
頭に乗った手は、とても温かくて
いっそ何もかも忘れて依存してしまおうか、
なんて考えさせるほどだった。
◆◆◆
お久しぶりです…
最後の謎の詩的オチ、大変恥ずかしいです。
もう黒歴史ですハハハ
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怠惰少女(プロフ) - ヒナタさん» 凄いだなんて…ありがとうございます！！更新頑張ります！！ヾ(*´ー｀*)ﾉ (2017年4月28日 21時) (
レス) id: 3b0ab35ee3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナタ(プロフ) - OKです！見ていて、凄いとしか言えません！ (2017年4月28日 21時) (レス) id: 4203c96ac1 (このIDを非表示/違反報告)
怠惰少女(プロフ) - ヒナタさん» 初コメ初評価ありがとうございます！！そしておめでとうございます！！！これからもこの小説を見ていただけると嬉しいです！！ (2017年4月28日 21時) (レス) id: 3b0ab35ee3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナタ(プロフ) - やったね！初コメ、初評価ゲットー･:*+.\(( °ω° ))/.:+ (2017年4月28日 21時) (レス) id: 4203c96ac1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怠惰少女 x他1人 | 作成日時：2017年4月28日 20時
