私、女なんだけど part2 【ツイステ】

45話 親友 ページ13

次の日、リドルがうちのクラスに来た

「金魚ちゃーーーん！！何しに来たの？遊びに来たの？オレと遊ぶ？」

「遊ぶわけないだろう！…Aを呼んでくれ」

「グッピーちゃん？いいけど、グッピーちゃーーん金魚ちゃんが呼んでるよ〜」

フロイドが人の言うこと聞くなんて珍しいな
なんて思いながら「はーい」と言ってリドルのいる前方の扉に近づく

「やっほーリドル、なぁに？」

「あぁ、昨日の君らのクラスのノートだ。僕の字だけど。良ければ役立ててくれ」

「え！？わざわざ書いてくれてたの？ありがとう！」

「あーそっかぁ。グッピーちゃん書きにくそうだったもんねぇ」

気がついてたんかい

「ま、まぁね…」

「金魚ちゃん2クラス分とか大変じゃね？」

「大変ではあるけど僕にも責任があるからね」

やっぱり気にしてたのか…

「へー、……飽きた。オレもう行くねー」

「ほんとにフロイドは何故あぁも気分屋なんだ…」

「うーん…まぁそれがいい所であり悪いところだよねぇ…とにかくノートありがとう！助かった！…でもリドル大変だからやらなくても…」

「し、親友…なんだろう？君のためなら少しくらい面倒なことでもやるさ」

リドルは赤い顔を隠すようにそれじゃあね、と言ってリドルは自分のクラスに戻って言った

やっぱりリドルは優しい人だった。1年前の私の目は確かだったな

それに、とても可愛らしい

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