私、女なんだけど【ツイステ】 (ページ16)

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15話今に至るページ16

まぁ、そんなことを言っていたヴィル先輩の言葉は思わぬ所で当たってしまい、今こうして告白をされ断っているわけなのだが

「私女、なんだけど」

「………………え？」

「女なのよ。私。体触ってみる？」

「い、いえ！あのすみません…」

申し訳なさそうにしゅんとする監督生ちゃん

「気にしないで。よくある事だし。女同士何かあれば相談してもらってもいいから。それじゃあね」

と言ってその場を去る。

監督生ちゃんが見えなくなったことを確認して走り出す

これでも運動は得意だし足は早い方だ

目的はヴィル先輩の所に行くこと

まぁ、最短はルーク先輩を見つけることなんだけどな…と思いながら走っているとルーク先輩を見つけた

「ルーク先輩！！！！！」

「あぁ、白雪姫どうかしたのかい？」

「ヴィル先輩知りませんか？」

「ヴィルならこっちだよ。さぁ、お手をどうぞ」

と言われ手を差し出されたのでそっと自分の手を乗せるとそのままエスコートされた

「ヴィル、君に可愛らしいお客さんだよ」

ヴィル先輩は植物園にいた

「ありがとうございます！ルーク先輩！」

「あぁ、ちなみに君がヴィルに話したいこと、は私も聞いても構わないかな？」

「別にいいですよ？」

「それで、アンタなんの用で来たの？」

「あぁ、長くなりそうなら紅茶でも用意しよう」

「あぁ、そこまで長くはならないと思いますけど…ルーク先輩の紅茶飲みたいのでお願いします！」

「アンタってほんと正直よね…じゃあ寮に戻りましょう」

そして3人で世間話をしながら戻った

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
その頃、遠目から見ている生徒から

「おいみろよ！あれ、ポムフィオーレの3人だろ？」

「あ、ほんとだ全員綺麗だよなぁ…俺は2年のA・ニエーベスが1番好み」

「何気持ち悪い事言ってんだよお前。あれ全部男だろ？」

「でもさー儚いって言うの？なんかめっちゃ可愛く見える時あるんだよね〜」

などと噂されていた