11話 リーチ兄弟 ページ12
「グ、グッピー…」
「ねぇ、それで人魚とか作れる?」
「あーやったことないけどやってみるね」
と言って人形を思い浮かべながら先程と同じように唱える
ポンっと人魚が出てきた
「あ、できた」
「わ〜すげ〜ねぇ、じゃあ魚は?」
リーチくんに他にも色々と作らされてとても疲れた
「つ、疲れた」
「楽しかった〜」
「あぁ、フロイドやっと見つけましたよ」
その声がした方に目を向けると、リーチくんと顔のよく似た人がいた
「おや、お隣は…?」
「あ、A・ニエーベスです」
「ニエーベスさんですね。僕は1年生のジェイド・リーチです。そこにいるフロイドとは双子です」
「リーチくんたちはだから顔が似てるんだね。」
「リーチだとどっちがどっちかわかんねーからフロイドって呼んでぇ?」
「僕もジェイドと呼んでください」
「わかった。私もAでいいよ。…あとグッピーは…もうそれでいいや」
「それではAさん僕達はこれで。フロイド、アズールが呼んでましたよ」
「え〜オレもうちょっとグッピーちゃんと遊びたかったのに〜」
「あはは…まぁどうせ同じ学年だしすぐ会うよ」
手を振って双子を見送ったあと寮に戻ることにした
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作者名:ぴよぴよ | 作成日時:2020年5月15日 10時