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「どこ行くの?」

悟がこちらを覗き込む

「え、決めてない」

「「言うと思った」」

硝子と悟が声を揃えてそう言う

「2人は?どこ行きたい?」

うーん、と考え込む2人

「とりあえずその辺ブラブラしよっか。」

「そうだね、お腹すいたら適当なお店入ろ」

もう最悪ファミレスでいいよね、と話しながら都内を歩く

まぁ、当然悟は目立つわけで…

「ちょっとトイレ行ってただけでこれか…」

硝子とトイレに行って悟は待ってると言ったので2人きりで行ったのだが…

「たかが10分かそこらだろ…」

「ほんとね…化粧直ししたとかでもないのに…」

2人でげんなりとしていると悟が私たちに気がついて軽く手を振った

「げ、」

「はあ」

その行動にそれぞれ顔を顰め、ため息をついたのだった

「また睨まれちゃうよ…」

「……私は飲み物を買ってくる。あとは頑張れ」

え?!という前に硝子は居なくなっていた

逃げ足早すぎ…

仕方ないか、と悟に近づく

「モテモテで困っちゃうねえ。そんなに熱い視線送らないでよ。照れちゃうでしょ?」

悟を囲んでこちらを睨んでいた女の子1人ににっこりとほほ笑みかける

「へ…!?」

ぼんっと顔を赤くしたその子

まぁ私も悟と似てるから悟にやられたようなもんだもんね…
我ながら罪な美貌だわ…

「悟、お待たせ。硝子が飲み物買ってきてくれるみたいだからちょっと待ってよっか」

「うん、わかった。じゃ、いこ。ていうか意外に早かったね?」

「うん、化粧直しとかした訳でもないし」

そんなことを話しているうちに硝子が美味しそうなジュースを持って帰ってきた

「わ!美味しそ〜。ありがと、硝子」

「ありがと〜」

「ん、いいよ。それよりもさっきの追い払えたんだ」

「まーね、私だって悟と同じ顔ですから」

と言えば「あぁ、」と察したような顔をした硝子

その後も生徒たちに少しずつお土産を買ったり、3人で服を見に行ったりして充実した1日になる予定だった

「…電話、誰?」

ポケットから伝わるバイブ音に自分の携帯が鳴っていると気がついた

「私。」

そこには伊地知の3文字

あぁ、さようなら私の楽しい休日…

こうして私たちはこの後バラバラに任務に駆り出され、硝子は大量のお土産をもって高専に戻った

それでも楽しい休日になったかな、なんて。

一緒に出かけよう!1年生編→←一緒に出かけよう!悟、硝子編



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櫻井凛(プロフ) - 大変面白かったです!でも完結してない作品を完結として表記するとややこしいです( ´•ω•` )続き探しました( ´•ω•` ) (2022年3月19日 12時) (レス) id: 5799b52396 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴよぴよ | 作成日時:2021年2月14日 9時

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