【呪術廻戦】最強さんの双子の妹 (ページ8)

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一緒に出かけよう！悟、硝子編ページ8

「しょーこー！」

部屋の扉を勢いよく開けると面倒くさそうな顔をしながらも「なに？」と返事をしてくれる硝子

「一緒に出かけない？」

たしか今日は硝子も休みだったはず、と誘ってみると

「ああ、いいよ。今日は休みだからね」

「やった！悟も誘ってくるねー」

「そうしな。お前らはニコイチだからね」

はーい！と元気よく返事をして今度は悟に後ろから抱きつく

「さとる〜、一緒に出かけよ？」

「昨日からご機嫌だと思ったらそういう事ね、いいよ。一緒に行こっか。2人？」

「硝子も一緒」

「りょーかい。準備してくるから待ってな」

ぽんっと私の頭を1度軽く撫でて、準備をするために戻って行った悟を見送り、私も髪を整えようと女子寮の洗面所に向かう

「あ、Aせんせー、おはよ」

野薔薇が気だるげに歯を磨きながらこちらに手を振る

「野薔薇、おはよう。今日は随分遅いね？」

「昨日結構遅くまで任務でさあ」

そういう先生は？と首を傾げた野薔薇に
「悟と硝子とお出かけ〜」と答え、お化粧と髪を整える

「あ、髪、私が巻く」

歯を磨き終わったらしい野薔薇が私の手からコテを奪う

「わ、いいの？私髪の毛苦手だから助かる〜」

「まぁ、肩までもないから前髪くらいしかやることないんだけどね、」と、私の片側だけ長くなった触角を緩く巻いてくれた野薔薇にお礼を言う

「ていうか、なんで先生そっち側だけサイド長いの？」

「任務で変に髪の毛切れちゃってそれからこのまま〜」

悟が似合うって言ってたし。と言うとため息をつかれた

「悟、悟ってほんとに…まぁいいわ。今度は私ともでかけてよね！行ってらっしゃい！」

可愛い笑顔で送り出してくれる野薔薇の頭を撫でて洗面所から出た

玄関先に行くとそこには既に硝子と悟が居た

「お、化粧直し終わったか？」

「うん、遅くなってごめん、野薔薇と会って話してて」

「いーよいーよ、今日も可愛い」

悟が甘い笑顔をこちらに向ける

「それ外でやんないでよね」

「だな、他の女性に声をかけられっぱなしじゃ出かけるもクソもない」

硝子が心底いやそうに悟を見つめる

「大丈夫だって。話しかけられても答える気ないし」

ニコッとさわやかに笑う悟に小さくため息を着きつつ、高専を出た