【呪術廻戦】最強さんの双子の妹 (ページ7)

今日:6 hit、昨日:9 hit、合計:16,955 hit

1年生と迷先生ページ7

「Aせんせー！」

校舎を歩いていると悠仁に呼び止められる

「あ、悠仁どうかした？」

「どうかっていうかね、今から俺の部屋で釘崎と伏黒と鍋やるんだけど先生も来るかなって！」

今日五条先生いないから俺らで先生のこと独り占めしたい！とにこにこする悠仁

「それは独り占めになるのかな…ま、細かいことはいいか。そうだね、ご飯まだだったし行こうかな」

やったー！と嬉しそうな悠仁を見ていると昔見た犬を思い出す。

飼ってみたかったなぁ犬。と思いながら、悠仁の後に続く

「はい、Aせんせー入りまーす！」

「んな、居酒屋みたいな言い方せんでも…」

「あ！！せんせー！来たの！伏黒！うどん追加！」

「分かってる」

もう既に作っていたらしく、鍋からいい匂いがする

ぐう、とお腹が鳴る

「う、お恥ずかしい…」

「昼、抜いたんでしょう」

ぼとっとうどんを鍋に落としながら、恵が私に咎めるような口調で言う

「え、いやー、時間なくって」

「時間が無いなら誰かにいっておにぎりくらい作ってもらってください。五条先生にも言われていると思いますがそれ以上細くなったら栄養失調で倒れますよ」

1人だとすぐご飯を食べ忘れる私を心配してくれているとわかる恵の小言に少し嬉しくなり素直に「はぁい、気をつけまーす」と答える

「はい、お願いします。」

「じゃ、せんせーも座って座って！先生はなんもしなくていいから！釘崎！皿とってー」

「はいよ」

いつの間にか1年生たちは随分と仲良くなったらしい。

「ふふ、楽しそうでなにより」

自分の高専時代を思い出し、少し懐かしくなる

今度硝子と出掛けよう。久しぶりに。もしかしたら悟もついてくるかも、
なんて一人で考えて楽しくなってしまう

「先生？考え事？嬉しそう」

「んー？分かる？今度昔馴染みとお出かけしようと思って。」

「えー！いいなー！私とも出かけてよせんせ〜！せんせーメイク上手だから一緒にコスメ見たい！」

とキラキラした目で野薔薇が言う

「そう？ありがとう。じゃあ今度行こっか」

「俺も俺も！せんせーと出かけたい！伏黒も行くだろ？」

「え、あー。そう、だな」

照れくさそうに言う恵が可愛くて抱きしめたのは言うまでもない