2年生と迷先生 ページ6
「真希〜動きだいぶ良くなったねえ」
「Aに気絶するかと思うくらい毎回しごかれるからな」
「愛のムチってやつよ」
えらいえらいと頭を撫でると、やめろとぺしっと叩かれる
うーん、恵は素直に撫でられてくれるのに。
でも私はこういう時の真希は照れているだけだと知っている。
あー、もうほんっと可愛い私の生徒
愛おしいその子を抱きしめる
「真希はいつも頑張ってて偉いね〜!大丈夫、真希はちゃんと強いよ」
「んだよ、急に、…っておい離せ!この馬鹿力!!!」
腕の中で暴れる真希をまたぎゅうぎゅうと抱きしめる
「んふふ〜かわいい〜真希が妹だったら良かったのにぃ」
「五条の家も面倒くさそうだから却下」
「ははは、確かにね。めんどうな家に生まれてしまったものだね。まぁ次期当主はどうせ悟だから私はさっさと世代交代してくれるのを待つばかりよ」
「そうしたら肩身が狭いのも終わりだもんな」
「うん、私に逆らうってことは悟に逆らうってことと同義だからね」
くすりと笑う
「…狂ってんな」
「お互い様。」
もう抵抗しなくなった真希を抱きしめていると棘とパンダが寄ってきた
「お、棘にパンダ〜2人もおいで」
片手を広げると飛び込んでくるパンダと棘
「明太子?」
「なにって、普通に真希が可愛いから愛でてただけ」
「おいっ」
「だから真希の顔が赤いのか」
パンダが納得したように言う
「あーねむ。みんなで寝よ。ほら、天気もいいし」
どさりとその場に腰を下ろす。
みんなも巻き込んで。
「うおっ、」
「ツナツナ、高菜!!」
「ごめんって、そんなに怒るなよ〜。パンダ〜枕にさせろ。私は今日30分睡眠でここにいる。労れ」
「自分で言うことじゃねぇんだよな…」
と、言いつつも寝っ転がって腕を広げるパンダ
よっこいせ、と腕を枕にして自身の両腕を広げる
「さ、2人もおいで〜」
渋々と言った様子で2人とも近づいてくる
棘は抱きつくのはアリなのに寝るのはナシなのか
「ツナツナ、高菜、こんぶ」
「えー、時間の無駄とか言わない!質のいい睡眠が大切!」
それからAを探しに来た五条先生に見つかるまであと───
「あーらら、かわいいことしちゃって。」
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櫻井凛(プロフ) - 大変面白かったです!でも完結してない作品を完結として表記するとややこしいです( ´•ω•` )続き探しました( ´•ω•` ) (2022年3月19日 12時) (レス) id: 5799b52396 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴよぴよ | 作成日時:2021年2月14日 9時