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外に出るともうみんなグラウンドで待っていた

「ごめーん、遅くなった〜」

「おー、A、悟とそっくりだな」

遅刻癖、と真希に嫌味を言われる

「ごめんって。私が遅刻する時は大抵さとるがちょっかい出してくるの〜。さっきは無理やり最中食べさせられた。美味しかった」

「最後の一言が無けりゃ同情できたのにな」

「しゃけ」

ため息をつくパンダと同調するように頷く棘

「はいはい、ごめんって言ってるでしょ〜」

「そういえば先生。俺以外の1年の名前知ってます?」

「あぁ、ごめん知らないわ。昨日、っていうか今日なんだけど3時まで任務で寝たの5時だから資料目通す時間なかったわー」

「さすが特級。忙しいねー」

「でしょおってなんで悟がいんの。いいよねー、伊地知いじめてさ、休みもぎとって。そのしわ寄せは私に来るんだからね!」

「ごめんごめん♡」

可愛こぶる悟をぶん殴る
ドガッとすごい音がしたような気がしなくもないが気にしないことにする

「え、無限解いてんの…?」

意味不明、というように茶髪ちゃんが言う

「へ?だってAのこと疑うとかありえなく無い?僕の片割れだよ?」

にっこりと笑う悟にぶるりと身震いをした真希が「通常運転かよ」と吐き捨てるように言った

「ねー、A」

ちゅっと旋毛にキスを落とされる

「ん、そーね。裏切るなんてそんなこと私に出来るわけないでしょ」

はーあ。と大きくため息を着く

「話、戻すけど君たち名前は?」

目の下に傷のある子が元気よく自己紹介する
「俺、虎杖悠仁!よろしくな!A先生!」

「私は釘崎野薔薇よろしく、Aせんせ」
ばちりと可愛らしくウィンクしたのが茶髪の子。基、野薔薇

「はーい、よろしくね、悠仁に野薔薇」

ぽんっと2人を撫でる

「せんせーもやっぱ五条先生みたいに無限使えんの?」

悠仁が首を傾げる
「あー、ぜーんぜん使えなーい。私式神出して後は自分でやるから」

「そうなんだ〜てかやる?ってどうやって?」

そう言った悠仁に勢いよく拳を突き出す

ビュオンといい音がして私の拳は空ぶった

「っはは、いい反応だねえ。私の見立てどーり」

えらいえらいと頭を撫でる

「え、Aせんせー、そんな華奢なのに拳で戦うってこと…?」

「え?うん。当然でしょ。悟と並ぶには呪術だけじゃどうにもならないでしょ。」

そう言うとみんなが、目を白黒させて驚いていた

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櫻井凛(プロフ) - 大変面白かったです!でも完結してない作品を完結として表記するとややこしいです( ´•ω•` )続き探しました( ´•ω•` ) (2022年3月19日 12時) (レス) id: 5799b52396 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴよぴよ | 作成日時:2021年2月14日 9時

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