何故かは分からないが懐かれた。【ツイステ】

17.母と飴とスパダリと ページ18

「先生、無理しないでください。次、俺らのところですよね。持っていきます」

「トレイくん〜ありがとう〜正直今はめっちゃ助かる」

「お役に立てたなら嬉しいです」

「トレイくんまじでお母さん…」

「どうやってもお母さんには見えないと思いますけど」

と苦笑しながら言う彼。

「んふふ、うちの母親もトレイくんみたいにとっても優しくて気遣いがよくできる素敵な人だからね。つい思い出しちゃった…ってトレイくん？顔赤くない？どうしたの？」

「…先生って変なところ鈍いですよね」

「ええ！何の話！？」

「ふふふ、楽しそうじゃのわしも混ぜてはくれんか」

「わ〜リリアちゃ、…んん、リリアくん、」

「先生の好きなように呼んでくれて良いと言っておるだろう？」

「リリアちゃん！！！！」

「正直ですね…」

「だってリリアちゃんめちゃかわじゃん…」

「ふふふ先生よりは背も高いんだがのう…」

「佇まいが可愛いよ。かっこいい時もあるけど」

「そう褒めても何も出ないぞ？あぁ、さっき多く買った飴があるんじゃがいるか？」

「出てくるじゃ〜〜ん！もちろん貰います！ありがとう！」

飴をポケットにしまい教室に入る

「じゃあそろそろ授業始まるから準備してね」

「はい、先生」

「トレイくんわざわざ荷物もってくれてありがとう」

「いえいえ力仕事は男に頼った方がいいですよ」

「じゃあまたトレイくんに頼っちゃおうかな〜」

「ははは俺でよければいつでも」

トレイくんまじでスパダリじゃん…

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