検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:57,188 hit

#7 ページ9

**
「アデリーちゃん!なんで一限からサボったんスか!!」

ラギーがギャンギャンと大きな声で怒ってくる

一限魔法薬学だったんだもん…

「魔法薬学きらいなんだもん…」

「なんだもん…じゃないっスよ!!留年したいんスか?!」

「したいわけなくない?」

「じゃあ授業はちゃんと出てください!」

こんなに怒られているのにクラスメイトは我関せずといった様子

酷いなぁ……庇ってくれてもいいのに。

なんて思いながらラギーのお説教を右から左へ受け流す

「ごめんってば〜ラギー先輩?」

「やめてくださいっス!!」

「あはは〜ごめんね?ドーナツあげよっか」

「………昼休みに。3個ッスよ」

彼は結局いつもこういう風に物に釣られるのだ。

「…アデリーくんなにか勘違いしてるかもしれないっスけど、オレ物で釣られるのアデリーくんぐらいっスからね!あとレオナさん」

「レオナ先輩には勝てないな〜金銭的な意味でも他でも」

そう言って目の前のふわふわの頭をぐりぐりと撫でつけた

#8→←#6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (58 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
164人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぴよぴよ | 作成日時:2020年5月3日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。