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壱「そんな気持ちでいるんやったらやめた方がええと思うよ」
陸「ちょっ、壱馬っ」
壱「プロやったら常に完璧なパフォーマンスをみせなあかん」
壱「それが体調不良で出来ないだけじゃなくて、自分の見栄でそれを隠してメンバーに迷惑かけるような奴は、いらんし辞めた方がええ」
私は言われてることが図星で悔しくて、
でもそんなことを言われて腹が立って、
壱馬さんを睨み付けた。
そんな私の目をじっとみて言った。
壱「俺が初めて見た、武道館で踊ってた浜尾Aはそんなカッコ悪くなかったで」
壱「あの時のお前はもっと楽しそうでかっこよかった。
あの時の浜尾Aはメンバーでもいいと思ったけど、今のお前だったらRAMPAGEにいらん」
悔しいけど、壱馬さんの言ってることは正しくて、
いつか絶対にこの人に認めさせてやると思った。
『絶対、壱馬さんに認めさせます。壱馬さんの方からメンバーになってくれって言わせて見せますから』
壱「ふっ、そのいきや」
それが初めて壱馬さんが私見せてくれた心からの笑顔だと思う。
それから壱馬さんは、私にとって忌憚の無い意見をくれる貴重な存在となった。
度々意見の相違で、小さな喧嘩をすることもあったが、
段々お互い素直に本音を言い合うことができるような仲になっていた。
そして、武者修行ファイナル。
私たち17人は全員で正式メンバーになれることが発表された。
みんなステージ上であるにも関わらず、声をあげて泣き抱き合っていた。
そんななか実感がわかなくて立ち尽くしていた私に歩みよってきた壱馬さんは、私の両手を掴んで言った。
壱「俺と一緒にTHE RAMPAGEのメンバーになってください」
『っはい!』
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A(プロフ) - めちゃくちゃこのお話好きです!設定から何まで面白くて読みやすかったです!更新楽しみに待ってます! (2021年2月16日 0時) (レス) id: 373120d77d (このIDを非表示/違反報告)
遡散。(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます!嬉しいです。不定期にはなりますが頑張って更新していきたいと思います!RIKUさんと翔吾くんあんまり出てきてないのでこれから登場させられるように頑張ります (2020年12月2日 21時) (レス) id: 98331d88e6 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ランぺ大好きです最高です北人君とRIKU君と壱馬君と翔吾君と樹君と慎君大好きです最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してます頑張ってください応援していますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年12月2日 20時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遡散。 | 作成日時:2020年11月22日 21時