QuizKnockの天才末っ子 (ページ30)

今日:6 hit、昨日:15 hit、合計:95,078 hit

・ページ30

なんて、辛そうな声で話すんだろう

｢でも、その人のおかげで、僕は理科が大好きになったんだ。

天気記号全部覚えさせられたり

謎知識もたくさん貰ったけどね(笑)

ほんと、先生は大事だよ。

授業がつまらないと、その教科までつまらなくなるから

英語も、本当は嫌いだったんだ。

１年の先生がちょっと、なんて言うか、ね？(笑)｣

やっと、屈託のない笑顔を見せてくれた

｢でも、２年以降の先生が、いい先生でね。

英語好きになれたんだ

東大に入ってからも、いろんな教授に会ったけど、

素敵な先生ばっかりだよ。

、ほんとにね？(笑)｣

クスクスと、身体を丸めながら笑っている

｢君も、いい先生に恵まれるといいね

学生じゃない人もいるだろうけど、

人生の先生なんて、いっぱいいるんだから、

見つけていきたいよね。｣

きゅうっと目を細めて笑いかける

｢人って不思議だね。

もしかしたら、僕が誰かの先生になってるかもしれないんだから。

まあ、おやすみ先生って位だから、もうすでに先生なのかもね(笑)｣

自分の発言が面白かったのか、枕に顔を埋めて笑っている

｢！そうだ、話は変わるけど、人に必要にされる人間ってなんだと思う？

要らない人間なんてない。なんて、綺麗事を言う人なんて、

この世に腐るほどいるよね。

本当にそうかな？

まあ、あんまり深くまでは言わないけどね。

自分を要らない人間だと思っている人なんて、

同じように腐るほどいるよね｣

急に真剣な目で見つめてくる

｢でもさ、そういう人って、他人のことしか考えてないじゃん？

自分自身に目を向けてない。

不思議。

自分が、自分を、必要だと認めてあげればいいのにね｣

本当に不思議そうに語る。

｢まあ、こんなこと話してたらきりがないから、

今日はこの辺にしとくね？

あ、いつもどうり、チャンネル登録とかよろしくね｣

そう言って寝る体制に入る

｢じゃあ、おやすみ。いい夢を。｣

最後に、優しい笑顔で眠りについた。