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ky ページ36

チッ。つかれた。イライラすんな。あー、腹立つ。色々重なりすぎたな。ダメだ。

このままじゃみんなに当たり散らしてしまうだろうから今日はもう必要最低限は部屋から出ないと決める。動画は休みだから撮らなくていいのが唯一の救いだ。そのまま俺は部屋に籠り過ごしていた。

するとコンコンと誰かが扉を叩く。誰だよ、空気読めや。

「はい」

『あ、キヨ兄?大丈夫?』

「あ?どう見たら大丈夫なんだよ。来んなよ。」

『疲れてるんでしょ、お疲れ様。』

そういい、Aはココアを持ってきた。俺がコーヒーとか飲めないからココアを持ってきてくれたのだろう。ほんとに優しい子だと思う。

「ん、ありがとう。」

そう告げ、俺は一口ココアを啜る。うん、美味しい。やっぱりAはすごい。たったこれだけで疲れが癒される。すると突然、座っていた椅子が回る。

『キヨ兄?元気なった?』

俺の目の前にかがみ、可愛らしい笑顔でAは言う。

「なったよ、ありがとう」

そしてAは『よしよし』と俺の頭を撫で、『じゃあ元気になったら下おいで』と言う。そのまま部屋を出ようとするAを引き止め、抱きしめる。

『おうおう、キヨ兄どした?そんなに私が好きか?』

「ばーか、好きじゃねーよ笑でも元気でたわ、ありがとな。」

「もう少し、癒させて」

『もう、仕方ないなぁ』

満足した俺は、Aを解放し、一緒に下へ降りる。もちろん、くっつきながら。

いつも疲れた時は誰よりも先に察してくれて癒しをくれる。これからもきっと沢山お世話になるんだろうなと感じながらAと話をする。

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作者名:きなこ | 作成日時:2021年8月14日 12時

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