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rtrt ページ35

あぁーつっかれた。今日はもうおしまいです。今日のレトルトくんはおしまい。ほんともうなんもしたくない。

実況、編集を終わらせ、時計は午前3時を指している。いつも以上に疲れて俺はふらふらとAの部屋へと向かう。なんでとかはよくわからないけど癒しを求めるならそこしかないと本能が言っている。

さすがに起きていることは無いだろうと控えめにノックし、ドアを開ける。

『んー？レトくん？なしたー？』

と、聞こえるはずがない声が聞こえた。あまりにも予想外すぎていったんドアを閉じ、もう一度ゆっくりと開くと『なんで閉じるのさ』とAが笑っていた。

「え？なんで起きとんの、もしかして起こしちゃった？」

と聞くと、『なんか目が覚めて、そこから寝れなくて』と言う。丁度良かった。寝てるところにこっそり入るのは少し変態じみてて躊躇っていたところだ。

「俺も死ぬほど疲れて……一緒に寝てくれへん？」

『あら、レトくん珍しいね？おいで』

と、可愛く俺を布団に誘ってくれる。なんとも可愛い子だ。もう疲れは吹き飛んだが、体はまだ癒しを求めている。Aのお誘いに乗り、普段の俺ならしないようなことをする。

スルッとAの腰に手を回せば、それに応えてAも俺の腰に手を回してくれる。さらに、子どもをあやす様にトントンと心地良いリズムで俺の背中を叩いてくれる。そのままAをしっかりと抱きしめ、温もりを感じながらおれは眠りについた。

朝、目が覚めてるとそこにはにやにやしたガッチさんがいた。キヨくんのことを思い出す。俺もがっちり捕まえてしまっていたようだ。しっかり写真に収められていて、後でみんなにばらされ怒られたのは言うまでもない…