01 私の朝 ページ3
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ふっ、と眠りから浮き上がる感覚がした。
続いて感じたのは障子から漏れる太陽の光と
ちゅんちゅんと囀る小鳥の声。
起き抜けの重たい身体を起こすとふわっと香った
私のじゃない誰かの匂い。
視線を下に落とすと、掛け布団の上から掛けられた
見慣れた羽織が視界に入る。
............... 久々によく眠れた気がしていた
.
.
紺「A、おはよう」
「.....紺炉、............お、はよ」
紺「今日はだいぶ顔色良さそうだな、
................紅と一緒に寝たのか」
「、ん」
紅の羽織を羽織って台所に行くと
既に見回りに出ているのか本人は不在で、
代わりに紺炉が居た。
紺「飯、食えるか」
「.................食べれる」
私が返事するとすぐに用意してくれて
「.................いただきます」
控えめに食べ始めた私を
どこか嬉しそうに眺める紺炉と朝ごはんと昼ごはん ともつかない食事。
............うん、おいしい。
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イルカ(プロフ) - 見つけて読んでみたら私のめちゃくちゃ好みのお話！続きが楽しみです！ (2020年2月12日 20時) (
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作者名：七瀬 | 作成日時：2020年2月10日 21時
