陽だまりのような温かいキミ

そばにいて欲しい人【mmkj】 ページ38

めめこじ 付き合ってます

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目黒side.



久しぶりに康二と被ったオフ。
最近はお互い忙しくてなかなかオフも被らないから一緒にいれなかったから今日は朝から夜までずっと入れると思った……のに。




「きゃはは！こぉじくんこっちだよー！」

「あぁだめだめ！部屋ん中走ったら危ないんやよ！」




そう、今日1日従兄弟の悠斗を預かってることになった。
ホントは俺の両親に預けるはずが予定が合わず俺に頼まれたってわけ。流石に断るのは可哀想でせっかくの康二との休みだけど話したら

「子ども可愛いから全然ええで！」

なんて。
そして朝早くに「まじごめん！頼んだ！」と悠斗を渡されれば何故か康二にベッタリだ。

ほら、今も。
何故か家の中で鬼ごっこが始まって康二が後ろから抱き上げるとキャッキャッと喜んでいて。
康二はだっこしたまま俺が座ってるソファーへとやってきた。




「こぉじくんかわいいねぇ？」

「ん？悠斗くんの方がかわええで？」

「んふっ！ぼく、大きくなったらこぉじくんとけっこんするぅ！」

「はぁ！？」




康二の膝の上に乗って遊んでいるなと思っていたら思わぬ声が聞こえて思わず声を上げてしまった。




「おい悠斗。お前と康二は結婚できねぇんだよ。」

「なんでぇ？」

「だって、康二は俺と付き合ってるから。」

「ちょ、蓮くん、子どもに何言っとん。」




5歳の子供相手にムキになるな、というような康二からの視線をガン無視して悠斗を取り上げ俺の膝に乗せる。





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