陽だまりのような温かいキミ (ページ22)

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幸せな時間【dtkj】ページ22

だてこじ付き合ってます

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康二side.

「「メリークリスマス！」」

2人の声の後にカチャっとガラスの音が鳴る。

今日は朝からだてと2人で街をブラブラして食料を買い込んで帰ってくればキッチンに並んでクリスマスパーティのご飯を作った。
と言っても、2人でパーティやるんやけどね。

「康二の唐揚げ美味しいよ。」

「ほんま！？嬉しい～。だてのローストビーフも美味しいぃ。」

「ふふっ、よかったよ。」

外でご飯食べる？っていう話にもなったけど、せっかくなら2人でゆっくりしたいねとなり今年は家で過ごすクリスマス。

「なぁだてぇ？」

「んー？」

「サンタさんになんかお願いした？」

「あぁ……内緒。康二は？」

俺は……

「だてが教えてくれたら言う！」

「えー、もぉ。……"康二と来年もこれからもずっと一緒にいれますように" だよ俺のお願い事。」

「えっ……」

「ほら、康二も教えてよ。」

まさかの言葉で動揺が隠せない。
だって、俺も

「俺も、だてと、同じこと考えとった……」

「あら、」

だてもまさかのことで目がまん丸。
お互い少し驚いて見つめあったあと「ふははっ」と笑い出す。

「さすが、俺とだてやな！」

「ホントだね。ほら、お料理冷めちゃうから食べるよ。」

「ふふっ、うん！」

それから他愛もない話をして温かな団らんになった。

来年もまたやろうね、と寝る前にだてと交わした約束。

「サンタさんにお願いしたから大丈夫やな！」と言うと「そうだね」と優しく笑って言ってくれただて。

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サンタさんへ

これからもずっとだてと一緒にいれますように。
たくさんの幸せが訪れますように。

涼太、康二より

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fin.