＃４ ページ6
ht「ゾム、これ何？」
zm「ひとらん宛の届け物やってよ〜！」
ゾムが手を口に添えて大声で言うと、徐々に封筒を開けながら、こちらに向かってくるひとらん。頭を傾げながら、中身から取り出したのは只の4つ折りになっている紙だった。
中身が気になるしんぺいさんとゾムは、ひょこっと覗き見をしている。そこだけを見ると、やはりボクと同じくらいの世代に見えてしまって仕方がない。
zm「ラブレターか何かか〜？？」
sn「なんや〜？ひとらんらんも隅におけやんな〜」
ht「ペ神が言うと、意味深に聞こえるよ...」
そう言い吐き、紙を開く。
すると、先程とは程遠い表情を浮かび上がらせる。周りの二人は訳が分からないような顔をして中身を音読した。
zm「ん？......��拝啓、我々国の皆様え��
��ご機嫌いかがでしょうか。隣国の者です。
ご存知かもしれませんが、勇ましき王が亡くなり、私、アシュクが務めることになりました。
新たな国の始まりとなるものなので、そのご報告をと思い、手紙を出させていただきました。
そして、その新たな一歩として、貴方様と締結している不可侵を破棄したいと思っております。
詳しくは、また後日送らせて頂きます。
返事は、どうか早めにお願い致します。貴方様にとって利益のある選択を待ち望んでいます。��
��隣国ヤーポン国より��......ヤーポン！？」
『え、どうしたん？』
sn「ヤ、ヤーポンって......」
ht「......俺の故郷だ。」
皆沈黙になる。それもそうだ。この手紙は敵対意識を表示してきたようなものだ。しかし、ひとらんの目の奥に染まる紅い目の意味は、今のボクには知る余地もなかった。その沈黙を打ち破ったひとらんは、一息ついて強引に手紙をゾムに押し付ける。
ht「ゾム、これをグルッペンに渡してくれ。不可侵を破棄したいって事は、殺り合う気があるという意思表示かもしれない。」
zm「ええけど......ひとらんはどないするん？」
ht「...ごめん......少し一人にさせてほしい」
拳を固く握りしめ、スタスタと歩いていくひとらん。何を背負っているのかは知らないが、とても悲しそうな背中を思えた。
その時にある異変に気づくべきであった。
ひとらんの手の中に、もう一つの手紙がある事に＿＿＿＿
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kurukuru ゾム好き - こちらこそ！今後も更新頑張ってください！ (2018年11月8日 22時) (
レス) id: dcccd734ca (このIDを非表示/違反報告)
srs(プロフ) - kurukuru ゾム好きさん» 喜んでもらえて良かったです！これからもよろしくお願いします！ (2018年11月6日 22時) (レス) id: ee8a11df9a (このIDを非表示/違反報告)
kurukuru ゾム好き - 爛漫だぁ！わーい！ (2018年11月6日 21時) (レス) id: dcccd734ca (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です。ルールを守りましょうね (2018年7月4日 17時) (レス) id: d0cee448a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：srs x他1人 | 作成日時：2018年7月4日 17時
