＃１ ページ10
side*zm
zm「ほ、ほんまか！？それ！」
gr「あぁ、やっとボロを出たよ。奴らは人為的に戦闘人間を作って、人身売買を行っているとな。」
グルッペンは俺に書類を渡しつつ、説明をする。そこへ一緒に執務室に来たトントンの説明が加わる。
tn「ゾムの捜査のおかげで、そいつ等の輸出ルートから違法薬が大量に検出されてん。昔は結構栄えとったらしいけど、最近では、メランカリィ国の鎖国政策の為に下手に動かれへんから、施設にはこの子しか居らんらしい。」
書類を見つめる目がより鋭くなる。これからどうにか出来る！......そう思うと、書類を持つ手も強くなる。高ぶった感情を抑えようと、少し息をついてから口を開く。
zm「............ほんで？いつ決行なん？」
gr「明日だ。」
tn「はぁ！？ちょっ！急すぎちゃいますの！？」
gr「おいおい....こんなゾムを見て、いつも通りでやってたら、それこそ俺は首を切られるぞ？」
グルッペンはニコリと不敵な笑みでトントンを見る。
通常の任務の場合、作戦会議や周りの偵察などで3日はかかるものだ。
少しの間の沈黙。それでも目だけで会話が成り立ってる所を見ると、かなりの信頼関係なんだと改めて思う。トントンは一息ついてから口を開く。
tn「..................わかったわかった！どうにか準備するさかい、ちょっと待ってくれ」
zm「ほんまっ！！ありがとうな！行ってくる！」
tn「ちょっ！静かに扉閉めろや！」
トントンの言ったことなど耳に入らないくらい全力で、城を出る。やっと助けられる....！と、感情が高ぶって、口角が上がりっぱなしだ。
俺はAの元へ向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 68人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
どうてi((((( - 「ようこそ徹夜の世界へ」で吹いたwww (2020年10月21日 16時) (
レス) id: 7b09c37ff3 (このIDを非表示/違反報告)
srs(プロフ) - お世話なってます！作者のsrsと申します！しおり追加57人もして頂き、ありがとうございます！この場を借りて感謝したいと思いまして！本当ありがとうございます！何故ここなのかと言うと......寂しいなと思いまして......(泣) (2018年6月14日 16時) (レス) id: ee8a11df9a (このIDを非表示/違反報告)
srs(プロフ) - はらさん» すみません！わざわざありがとうございます！(>_<;) (2018年5月30日 6時) (レス) id: ee8a11df9a (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい。違反行為です (2018年5月30日 6時) (レス) id: 8a5b80ef53 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：srs x他1人 | 作成日時：2018年5月29日 23時
