＃５ ページ35
いつもの感じとは違い、数トーン低くなったシッマは冷徹な表情を向けて喋りだす。血の匂いは、気づかなかった。
kn「あかんやん？ゴシゴシしただけで済ませたら〜？」
sya「ほんまっ、こういう奴とかが食いついてくるんやから」
シャオロンがシッマの方を指さすと、なんやと！？と、はたまた言い合いになっている。
あーあと思っていると、服のフードを引っ張られる。急な事に驚き、少し声を上げる。しかし、そんな事にも目をくれず、男はボクの首に何かを当てる。
ーーーーーそう。ナイフだ。
心臓が大きく波を打つ。
男「くっ、くっそ！！上手くいく仕事だと聞いたのに！！」
kn「はぁ？？ここを何処やと思ってんねん。��我々��国を舐めとんちゃうぞ？」
sya「人質取るとかクソ野郎やな…」
うるさい！！と叫んでいる男はガタガタと震える。それはナイフを掴む手にもかかる。
さっきから話など頭に入ってこず、ただ走馬灯のような微かな思い出がよぎる。あの時......【研究員に首を切られた時】......
その切られた後の記憶が、頭に入っていくような感覚だ。すると、ガタガタ震えるナイフがボクの首を掠める。
あぁ、記憶にある赤い線だ＿＿＿＿
全て思い出した。あの時、何があったのか。
何故、研究員が死んでいたのか。
そうだ。
ボクが殺したんだ。
すると、ボクの首の血は糸のように伸びていき、男の首に絡みつく。
そこで意識を手放した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 68人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
どうてi((((( - 「ようこそ徹夜の世界へ」で吹いたwww (2020年10月21日 16時) (
レス) id: 7b09c37ff3 (このIDを非表示/違反報告)
srs(プロフ) - お世話なってます！作者のsrsと申します！しおり追加57人もして頂き、ありがとうございます！この場を借りて感謝したいと思いまして！本当ありがとうございます！何故ここなのかと言うと......寂しいなと思いまして......(泣) (2018年6月14日 16時) (レス) id: ee8a11df9a (このIDを非表示/違反報告)
srs(プロフ) - はらさん» すみません！わざわざありがとうございます！(>_<;) (2018年5月30日 6時) (レス) id: ee8a11df9a (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい。違反行為です (2018年5月30日 6時) (レス) id: 8a5b80ef53 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：srs x他1人 | 作成日時：2018年5月29日 23時
