CHAPTER One−始まり− ページ3
《星乃サイド》
星乃「ふ、ふぁぁ……やることないなぁ……って、これ！ここから出れるじゃんか！！」
よし！じゃあ早速でちゃおっかな？
でも、トウマくんびっくりするかなぁ？
でも、出たいもん…。
出ちゃおう！出ちゃいましょう！
だっとその出口に駆け寄ると、光が凄い。
目が……開かない。
星乃の意識はそこでとだえた。
《トウマサイド》
なんだろう。何かがいるような……でも、居ないような……？
???「すー……すー……すー……」
トウマ「な、なにこれ…兎？」
しかも黄色い星のペンダントをしている兎ってこの本の主人公・星乃のライトサイド的な所ではないか！
???「……？あ、あれ？出られた感じ？」
トウマ「エ…ホシノチャンデスカ？」
???「な、なんで敬語なの？うん、星乃だよ！初めまして……でもないね！よろしくね！トウマくん！」
その兎は……くるっと宙返りをして人間の姿になる。
星乃「これなら分かりますか？」
トウマ「やっぱり！星乃って、月と星の世界の？」
星乃「そだねー！でも、別に私元から登場人物じゃないよ？」
トウマ「どういうこと？」
星乃「それはね……
そして僕は全てを聞いた。
星乃は元はエンマ大王様の許嫁でだったこと。
元は魔法、妖術が使える人間だったけど、エンマ大王様に鍛えられてレベルが高い妖術も使えるようになって妖怪になったこと。
そして、魔力・妖力のふたつを兼ね揃えていたこと。
そして、事件は起きた。
ある日、エンマ大王様とカイラ様が喧嘩をしていたらしい。
それを止めるべく、星乃は『本の中に入れる魔法』をかけたこと。
その魔法がはね返って、星乃に当たってしまって本の世界から出られ無くなったこと。
そして、実は螺旋が復活して、朱夏(これぞ鬼姫！ﾖｯ!山田くん座布団3個持ってきてー！←)も覚醒したところも、全て見ていたらしい。
星乃 というわけで、今に至る……。だから、トウマくん！ありがとねっ！」
トウマ「じゃあ、人間界で暮らすの？」
星乃「そうだねぇ……」
トウマ「じゃあちょっとまってて」
星乃「はいはーい！」ﾆｺ
僕は、母さんに電話をした笑
星乃のことをこの家に置いてあげたいこと。
学校に行く時は、僕の妹として行くこと。
つまりは……僕の家族になること。
母さんは、快く承諾してくれた。
それに、いくら家族になったとしても、一応は他人だからね……。
トウマ「今日からよろしくね、星乃」
星乃「……………へ？」
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MARISA(プロフ) - わざわざありがとうございます！やることにはやりますが、そうすると物語が少しおかしくなるかもしれないので、変換する際は本当の名前は『星乃』なので、そこら辺はおねがいします…… (2019年10月20日 0時) (
レス) id: 4b53f6d2dd (このIDを非表示/違反報告)
メガネ - 名前を変更できるようにして欲しいです！よろしくお願いします (2019年10月20日 0時) (レス) id: 056bce6b60 (このIDを非表示/違反報告)
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