愛され歌姫の友事情【第一章だにゃん♪】 (ページ5)

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テンコウ★1 ページ5

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次の日。二学期の始業式。

吹雪と同じクラスになりませんように。

円堂「あ、A！おはよう！」ｷﾞｭｰ

『っわ！おはよう！？』

木野「おはよう、2人とも！」

円堂「『おはよう！』」

3人で学校に向かいます。

木野「宿題、難しくなかった？」

円堂「俺も補習があったけど全然出来ずに……って、A？」

『……』ﾎﾞｰｯ

吹雪……謝りたいけど、今までしてきたこともあるし謝れない……。

『どうすれば、いいんだろう。』

円堂「んー、なんか言ったか？

おーい、Aー！」

木野「A？どうしたの？大丈夫？」

『っあ、ご、ごめん！

考え事〜！で、何？』

円堂「いや、後で夏休みの宿題の四角3、教えて欲しいっていう話だ！」

『あれが分かんなかったの？

それって、授業中寝てたからじゃないの？』

木野「確かに円堂くん寝てたよね！」

円堂「うわぁぁぁ頼むからA見捨てないでくれぇぇぇぇ！」

『もう……優しい優しいA様が教えて存じよう！』

木野「そういえば、今日転校生が来るらしいよ！」

『転校生……って、誰？』

私は一瞬で悟った。

転校生が、吹雪だと言うことを。

木野「うーん、よく分かんないけど、私たちのクラスだって！」

円堂「なら、サッカー好きなやつだといいな！」

『……それより今は？』

円堂「あ」

『はい、朝練より勉強〜！秋、後はよろしく！』

守を無理やり引っ張りながら教室を目指す。

＊