幼なじみが推しだった件。【こ/ろ/ん】

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『ん…重っ』

私の上には論。

いや重いわ。


頭痛いなぁ

お風呂入ったのかな私

…入るか









『あーさっぱりした。論、起きて。』

論「だー…？」

何言ってんの？？

『早く』

論「…昨日は優しくできなくてごめん」

やめろ誤解される

『してないから』

論「え、昨日の出来事覚えてる？」

『覚えてないけど服きてたし』

論「僕が着せさせたんだよ」

『は？まじ？』

論「うそw」

『んだよお前w』



論「ごちそうさま。ありがとご飯」

『論カップ麺食べそうだったから。体に悪そうだし』

論「いつもデリバリーだからさ』

『…健康には気をつけてよ？未来の旦那さんになるんだから』

論「…それはズルい」

『は？』




『早く支度してくれない？電車遅れちゃう』

論「ちょっと待って！ねぇなんか！なんかネクタイないんだけど！」

『それくらい自分で管理しよーよ…これじゃないの？』

論「それ！ありがと！…あ、結んでよ。未来の旦那さんのために」

『……私結び方わかんないから』

論「えー…」

未来の旦那さんって…でしゃばりすぎたかも…
一応ころんくんな訳だし…

論「何ぼーっとしてんの？いこ？」

『あ、うん』




ガタンガタン揺れる電車の中、里先輩と出会いました

里「なんかされてないよね？」

『されませんよ』

論「里くんは僕のことどう思ってんだよw」

『お前が言うな』

だってこいつ少し襲おうとしたからね
油断大敵だよ



『そいじゃ、論フロアどこよ』

論「4〜またね二人とも」

里「あ、昼いつものところな」

『いつものところ？』

論「ういうい、じゃ、がんば〜」


『いつものところって？』

里「あ、Aちゃんも一緒に食べよっか。実は人が少ない食事スペースがあるんだよね〜」

『へぇ〜』

里「あ、てかさ、るぅとはさっき居たけど話さなくてよかったの？」

『るぅとくん！！？20じゃないの！？』

里「あーまぁwパートで働いてるw」

『うっそ！？え、どこにいたの！？』

里「受付？」

『え！！？』

受付なんてしょっちゅう話してますけど…

男性…？
ショタ？


…全っぜんわかんねぇ


里「まぁそんなこと考えなくても、昼に会うし。」


『なんやて…』




ﾄﾞﾝｯ

『わっ！？』

？？「ご、ごめんなさいぃ…」

そのぶつかった銀髪…って言うのかな、その子はいそいでいる様子で散らばった資料を集めていた






余談

莉犬くん、ちょっと前に髪染めたらしいですね←ネタバレ

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