【第五人格】クスリ漬けの少年【男主】

__8粒__ ページ10

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『ひひっ…やばっ…』


リッパー「薬…つよいですね…もう少し対策をした方が良かったですね」



他のみんなは先に出てしまって残りは僕一人。



やっとゲートにたどり着いたと思ったらゲートは開いてなかった。



反対側のゲートからみんな逃げちゃったんだね…。



『ああっ…終わ………た』



薬の効果が切れて僕はその場にバタりとその場に倒れた。


ダウン状態…になっちゃった……ひひっ。


もう無理だと思ったらリッパーさんが「特別ですよ」と言って僕を横抱きにして反対側のゲートまで歩き始めた。



『ごめ…なさ…ぃ…あり…がとぉ…ね』


リッパー「その薬について少しだけ聞いてもいいですか？気になるので」


『いい…よ？なに…聞…きた…い？』


リッパー「その薬は安全なものなのですか？見た限り安全だとは思えないのですがね…？」


『ひひっ…さぁね？薬は__』



言葉を言いかけた瞬間、薬をもっと欲しいっという強い欲求が僕を襲った。


欲しくて欲しくて死にそう。


こういう薬への耐久は毒よりもとても低い。


でも普通の人よりかは高いかなぁ…。


きっと薬2粒で頭がハイになって薬をもっと欲しかって死ぬだろうね、ひひっ。



『あぁ…厄介…だ…ひひっ』


リッパー「どうしたのですか？」


『ひひっ…気にしなくてもいい…』



早く効果を消す薬を帰って飲まなきゃ…このままだと理性が切れて自分で自分を薬漬けしてしまう。





まぁもう薬漬けにはなってるけどね…？






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