プロロロロググ ページ1
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「この薬の効果を試してくれないか?金なら**万払う」
『お易い御用だよ…おじさん、先払いね?』
「分かってる」
男は少年にお金と錠剤を渡して少年は2つを受け取り錠剤を軽々しく口の中へと放り込む。
すると男は勝ち誇った顔をして笑い始めた。
少年はその場に崩れ落ちてうずくまる。
「残念だったA・カール。それは新たに開発した毒だ。数分後にはあの世いきになる強い毒だぜ?味はどうだ?」
『……』
「俺はなぁ…アンタが持っている荘園の招待券をどうしても欲しいんだよ…だから許し__」
そういった瞬間、少年が素早く起き上がり男の口へ隠し持っていた錠剤を押し込んだ。
いきなりのことで男は錠剤を飲み込み唖然とする。
『残念だったねぇおじさん?はぁっはあっ…僕には毒なんて効かないよぉ?むしろ良い薬なんだァ!ふふ、おじさんに飲ませたのはシアン化物。毒ね』
「な、なん__うぐっ!」
『僕を騙した罰だよ?招待券は絶対渡さない。誰にもね、じゃ。せいぜい苦しみ足掻けクズ野郎が……』
そだけ言うと少年は闇に消えていき、道には男一人だけとなり男はうめき苦しみ1人で息絶えた。
少年は悪そびれもなく右手に招待状をもって荘園を目指した…。
『ゲホッ…おにーちゃん……待っててね……ひひっ』
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山さん - 一気に3回読み直して3回とも泣いてしまった………… (2021年4月22日 21時) (レス) id: 6cd34cfb8c (このIDを非表示/違反報告)
蛮勇(プロフ) - 一気失礼しますよよよ…涙が… (2020年10月29日 22時) (レス) id: a69e2bef71 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 辛い…無意識に涙しました。 (2020年7月28日 21時) (レス) id: 5d769f50a8 (このIDを非表示/違反報告)
アネモネ(プロフ) - 一気読みしてしまいました...次回作もめちゃくちゃ期待してます...!! (2019年12月4日 1時) (レス) id: f6f59e365f (このIDを非表示/違反報告)
しゃけまる - うぅ………………泣いた…続編出たらハンターになって戻ってくるとかになってほしい………………() (2019年11月2日 23時) (レス) id: eb947a437a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:第五ハマってるやつ | 作成日時:2019年3月7日 2時