__3粒__ ページ5
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ルーラ「私はルーラ。ライア・レイラーの婚約者よ。聞き覚えがあるでしょ?ライアって名前」
『あぁ!君がライアさんの言っていた婚約者さんなんだぁ!ひひっ…ライアさんが言った通りの人だね…君はァ……』
ルーラ「貴方……私のライアを殺したでしょ!なんでよ!」
『依頼だからねぇ?ライアさん自身の…僕の薬は苦しみながら死なない薬もあるからそれをくれと依頼が来る。まぁライアさんは他殺に見えるようにっだったけど……君…真っ先に疑われたでしょ?』
ルーラ「貴方が仕組んだわけ!?なんで私からあの人を奪うのよ!許せない…許せないわ!」
『まぁまぁ落ち着いてよ!そうカリカリしないで?ひひっ』
雑魚なやつほどよく喚くなぁ…。
なるべく真顔でルーラを見ているけど笑いが隠しきれないかも…ひひっ。
ルーラはキーキー喚き散らして後ろに隠していたナイフを取り出した。
『なになに僕を殺そうって話?いいよ、いいよ!殺せるも___あっ…ルール違反になるからダメか…。でもキミが僕を殺したらルール違反だよね?どうするどうする?ひひっ』
ニヤニヤと笑みを浮かべているとルーラは予想外のことをしれかした。
ナイフは僕に向けられることは無く、ルーラ自身の腹にブスりと刺さった。
『へっ?』
ルーラ「貴方にはっ…嫌われてっ…貰う……わぁっ…………きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
『女の考えることはほんとに理解に苦しむねぇ……ひひっ』
さてさてどうしようか?
こんな状況なら女の立場が優先されるはずで僕は完全に“悪役”のレッテルを貼られる。
あぁ、荘園に来て一日でこれかぁ…。
僕は薬をポケットから袋を取り出して残っている薬を口に入れてバリバリと食べた。
こりゃ厄介だねぇ
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山さん - 一気に3回読み直して3回とも泣いてしまった………… (2021年4月22日 21時) (レス) id: 6cd34cfb8c (このIDを非表示/違反報告)
蛮勇(プロフ) - 一気失礼しますよよよ…涙が… (2020年10月29日 22時) (レス) id: a69e2bef71 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 辛い…無意識に涙しました。 (2020年7月28日 21時) (レス) id: 5d769f50a8 (このIDを非表示/違反報告)
アネモネ(プロフ) - 一気読みしてしまいました...次回作もめちゃくちゃ期待してます...!! (2019年12月4日 1時) (レス) id: f6f59e365f (このIDを非表示/違反報告)
しゃけまる - うぅ………………泣いた…続編出たらハンターになって戻ってくるとかになってほしい………………() (2019年11月2日 23時) (レス) id: eb947a437a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:第五ハマってるやつ | 作成日時:2019年3月7日 2時