+喰種、新日常_23_+ ページ26
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結局ずっと頼み込む会話で時間を潰してしまった、まぁ暇じゃなかったからいっか。
全員が揃ったら待機所に行き空いてる席に座る。
しばらくすると真っ暗な方からジョゼフさんが突然姿を現して変な声を出してしまった。
『うわっ！』
「あぁ、訪問は初めてかい？今日は優鬼をすることを伝えに来たんだ。Aくんの事が気になるからね！」
『ぼ、僕？』
「そんなこと言っていきなり斬りつけるんだろ、勘弁してくれ」
「嘘ついたらバル爺に言ってあんたの部屋のドア開きにくくしてもらう頼むからね！」
「今日は絶対に吊らないよ、じゃあまた後で」
再び真っ黒な方へ消えるジョゼフさん。
優鬼ということはゲームをしないで遊ぶことだっけな…ということは食事はお預けになるってことで…ご飯が食べられない！
ま、まぁ別に数日は大丈夫だしいっか。
しばらく経てばガラスのわれる音が鳴ってマップに移動した。
『す、すごい。きょーかしょに載ってた写真と似てる』
目に入ったのはトーカちゃんが持っていたきょうかしょ？という本の中にあった写真に似た家が立ち並ぶ風景。
電車が走っていて追いかけてみたらジョゼフさんが大きな池の前に立っていた。
大きな池には小さな家？があって白い着物を着た人が踊りながら歌っている。ちょっと怖いけどとても綺麗。
「やぁAくん。君は“喰種”というものらしいね？良ければ私に“赫子”というものを見せてくれないだろうか」
『は？』
ハンターさんたちには伝わっていると聞いたけど僕の事怖くないの？いや、人じゃないって言ってたし怖くはないか。
どこまで僕の情報が向こう側に回ってんのさ…流石に個人情報は公開されてないよね、されてたら問答無用で責任者を探し出して食う。
赫子を見せて欲しいって物好き過ぎない？
化け物の象徴をみたいだなんて皮肉にも程がある、これが見知らぬ喰種だったら問答無用で首を飛ばしていた。
『馬鹿なの？どこまで僕のことを知ってるか知らないけどあんまり喰種だってこと人間に見せたくないんだけど…』
すごくニコニコした顔でジョゼフさんが見る。
好きで喰種に生まれたわけじゃないのに生まれた時から人という存在に命を狙われることになる喰種…。
外に出るのが怖かったし人を食べるのも嫌だった。
『人間はいいよねー生まれた時から自由に生きれる。僕ら喰種は生まれた時から人に狙われるのに』
そう嫌味っぽく言ってみた。
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第五にはまってるやつ(プロフ) - 鈴さん» ありがとうございます！遅い更新ですがどうか気長にお待ちくださいm(*_ _)m (2021年2月5日 2時) (
レス) id: 14b9ab2e56 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 内容がすごく好みです！続き楽しみにしてます、頑張ってください！！ (2021年2月4日 12時) (レス) id: c43d6d3e45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：第五にハマってるやつ | 作成日時：2021年2月1日 0時
