【第五人格】それぞれの愛情【男主】 (ページ47)

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+_よん_よん_+ ページ47

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医師_side

｢Aさんっ！！｣

｢おい、大丈夫か！？｣

床に倒れた弟さんを医務室までナワーブくんに運んでもらって急いで診察をする。

医務室で気絶していたカールさんも医務室のベッドに寝かせて一応診察をした。

かなり医務室が散らかってしまっているから後で片付けなきゃ…。

ベッドをある程度綺麗にしてから診察を素早く始める。

弟さんはストレスや疲労がキャパを超えて体がついて行けずに倒れてしまったと思われる…精神的なダメージが酷い。

栄養不足もあるかもしれないから一応点滴を打って様子を見た。

自分の身内、それも兄に本気で殺されかけるなんて想像しないでしょう…。

荘園の主に言ってこの子を元の家に返すべきなのでは…。

そう思ったけどここから出たところで彼が元々通っていた病院に連れ戻される可能性が高くそっちの方が危ない。

こんな状態でゲームに参加できるのかしら…。

とりあえずしばらくこの2人を見張る必要があるわね…何かあってからでは遅いわ。

｢ナワーブくん、カールさんをしばらく見て欲しいんだけど頼めるかしら？｣

｢任せろ。イソップがなんかしそうになったらすぐに止める｣

｢この子は私が見るわ…とりあえずカールさんを部屋まで運んでもらっていいかしら…｣

｢分かった、しばらくイソップの事見るわ…じゃ、おやすみエミリー｣

｢おやすみなさい…気をつけて…｣

肩にカールさんを乗せて医務室から出ていくナワーブくんを見送ってから私は散らかった医務室を片付け始めた。