【第五人格】それぞれの愛情【男主】 (ページ44)

今日:13 hit、昨日:2 hit、合計:51,944 hit

+_よん_いち_+ ページ44

+++
傭兵バッチ手に入れました。退学にはなりませんでした。
+++

夢主くん_side

ずっと眠れない、

おんなのひとがいろいろぼくに話してからへやからいなくなった。

はやくねむりたい。

眠ってしまえばまたゆめのなかに居られるっておもってがんばって眠ろうとした。

こまっていると誰かがへやにやってきた。

『せん…せ……？』

つきのひかりに照らされて来た人のかおがみえた、

来た人はセンセイじゃない、ずっとあいたかったおにいちゃんだった。

こんなじかんにめんかいにきたのかな？

うれしくておにいちゃんってよんだそのとき、ぼくのくちがふさがれておにいちゃんがぼくの上にのってきた。

みぎてにちゅうしゃきがある、

これは…“送る時”に使ってるものだ…。

抵抗しなきゃだめだととっさに判断してせいいっぱい体を動かす。

なんで？

ぼくのしってるおにいちゃんはそんなことしない。

あの子がむかし｢キミの兄はニセモノ｣っていってた、しんじなかったけど…。

ちからが強くてにげれそうにない。

さいごのちからでおにいちゃんをおしかえした、そしたらつきはなすことができた。

ちゅうしゃきがべっどのしたにころがった。

これでぼくを_送る_ことはできないはず。

へやからでようとしたら押し倒されてうえに乗っかってきた。

こわくてさけんだ、

さけんでもいみがないってしってるけど…。

くびをしぎゅっとしめられた、

くるしい。