【第五人格】それぞれの愛情【男主】 (ページ33)

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+_さん_じゅう_+ ページ33

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新学期早々やらかしました。てへぺろです。
指導とかクソ喰らえ。ちん。
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？_side

『《あはぁっ…お久しぶりですねぇ…ニーサン？》』

兄のところへ持ち前の身体能力を活かして移動し背中に飛びつきそのまま押し倒して躊躇なくナイフを首に当てる。

「ッ！？」

女のヒト達や近くにいた男のヒトたちが慌てだしてボクに止めるよう声をかけてきた。

全くうるさいなぁ…。

これはボクなりの正しい“アイサツ”にしか過ぎないんだから部外者は黙っていて欲しいんだけど？

『《動かない方がいいですよ、首の皮が切れますよォ…それでもいいならどうぞどうぞぉ？》』

病院から逃げて兄の所へ来た時に毎回こうやってアイサツをしてから1度姿を消し再び来る、これがボクのやり方。

礼儀は大切だよってあの子が教えてくれたからちゃんと最初に挨拶はしなきゃいけない。

「やっぱり正常に治ってはなかったんだ。A…」

『《ボクはマトモだよ？イジョウなのはオマエ…ニーサンだ》』

「Aの方が異常だよ、早くそこをどいて。いい加減まともじゃないって気がついたらどう？」

はぁ…？

ボクがイジョウだって言いたいの？

「早く戻ってくれない…？」

コイツ…！

オマエがあの子を助けなかったからこうなったんだろっ！？

まぁそのおかげでボクが出来たんだけど…ね。

先に二度と無駄口を叩けないように切り刻んでやろう…。

見栄えが悪くなるけどきっとあの子は気にしないと思う、あとでちゃんとある程度は治す。

まずは舌から切ってやろっと、

『《口だけ今治してあげる、ニーサン》』