【第五人格】それぞれの愛情【男主】 (ページ30)

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+_に_なな_+ ページ30

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やっと宿題が終わりました、野良にぷんぷんしながらランクマ潜ってます。
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写真家_side

『《まって》』

「どうしたんだい？」

部屋を出る寸前で立ち止まりサバイバーが私を呼び止めた。

早く私は部屋に戻りたいんだけどな…。

『“ ぼくのないふ、どこにかくした ”』

「えっ…？」

さっきまで怪しい笑みを浮かべ笑っていたのに一瞬で雰囲気が変わった。

まるで別の誰かが乗り移ったみたい…。

光の無い目で私を見るサバイバー…無意識なのか故意なのか分からないけど包帯をしている腕を力加減なく引っ掻いている。

包帯が真っ赤に染まりポタリと床に赤い血が落ちた。

嫌な予感がする。

落ち着かせないと厄介なことになりかねない気がする。

「わ、悪いね。す、すぐに持って来させるよ。ちょっと待っていてくれないか？」

『ん……。わ……かた……ま…て……ま…す』

そう言ってスタスタとベッドに歩いて行き布団の中に入って出てこなくなった。

とりあえずあの子が持っていたナイフを探しに行くか…。

美智子は確か試合に出ている…マリーも確かサバイバーと遊ぶと言ってカスタム戦に行っている…。

イドーラのところへ行くか。

急ぎめでイドーラの部屋に行き事情を説明するとすぐにナイフの在処を教えてくれた。

信徒にナイフが置いてある場所を教えて貰ってナイフを取りあの子がいる部屋にもどった。

はぁ…今回のサバイバーは恐ろしいな…。