【第五人格】Unhappy diary game【ヒロアカ】 (ページ9)

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ナワーブside

ジョセフ「本当に…Aなのかい？」

ナワーブ「本当だ、昔の写真を見たら何か思い出すかもしれねー…だから写真が欲しい」

ジョセフ「そんなことなら直ぐに言ってくれれば…待ってて」

ジョセフは個性を発動させて手にゲーム中の写真や荘園での楽しい日々の写真を何十枚か渡してくれた。

結構な量を渡してくれたがこんなにいらない気が…まぁ何枚かは俺が貰っておこう。

ナワーブ「ありがとな！じゃ、またな！」

ジョセフ「頼んだよ」

写真を手に持って俺は教室へ戻る。

教室に戻ればイソップ達の姿はなく、Aも教室にはいなかった。

自身のクラスへ戻るとイライとウィリアムが深刻そうな顔をして話し合っていた。

イソップは見当たらない。

ナワーブ「お、おい…何があったんだ…？」

イライ「ウィリアムが余計なことをしたせいでAは僕達を敵視するようになった。何度か天眼で話せるタイミングを探したが全て失敗した」

ウィリアム「すまん…」

ナワーブ「嘘だろ…イソップはどうしたんだ？」

イライ「彼はショックで屋上に向かった。今はそっとしてやってくれ…」

イライの言うことは絶対だ。

天眼の力は今でも存在する…まぁ個性としてになるけど。

イライ「んっ…？2年後、1度だけチャンスがあるようだよ…」

ナワーブ「本当か？」

イライ「ああ…同じ高校に通うことになっている。しかも全員同じクラスだ。Aは幼馴染達と別れる」

ナワーブ「1年後にチャンスが来るって事か…」

長いけどその時まで待つしかねーな…。

その間にAの昔の記憶が戻ってくれればいいのに…。

そう思いながら俺は1年間Aを遠くから見守ることにした。

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