私の彼氏はドジっ子 (ページ6)

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撮影日 1 ページ6

スタッフ「ユーキさんとAさん入られマース！」

5とA「よろしくお願いしますー！」

監督「よーい、アクション！」

最初のシーンはユーキさんが家に帰ってくる所からスタート。

ユーキさんと私は付き合ってる設定だ。

ユーキさんはユウキという彼氏。

私はAという彼女。

役名も本名も変わらない。

セットがセットと思えないほど本物の家のように作られている。

5「ただいま〜。」

そういって靴を脱ぐユーキさん。

机の上に置いてあるAのLINEの通知を見る。

5「は？誰この男。」

そして私の登場。

A「あ、もう帰ってきてたんだ。おかえり〜。」

5「ねぇ、なんで俺と違う匂いがしてんの？」

A「え？いつもと同じだよ……？」

5「いや、違うじゃん。こんな匂いじゃないじゃん。何？この男？」

そういってLINEの画面を私に見せる。

A「ち、ちょっと！勝手に私の携帯触らないで。」

5「別に彼氏だから良いだろ、ってかこんな机の上にスマホ置いて俺に見てくれってことで置いてんのかと思った。」

A「彼氏だからって勝手に見ないでよ。。。」

ドサッ(ユーキさんがAの演技用の携帯を捨てる)

A「ち、ちょっと何してんの！？！私のスマh……。」

5「何？この男とLINEしたいの？」

A「違うよ！その人は、、、友達だから、、、」

5「だから？
俺この前見ちゃったんだよねぇ。男物の靴が置いてあったの。まぁ、その後すぐ仕事行ったからお前は気がついてなかっただろうけど。そいつ？その時はまだお前と友達だったけど、」

A「ま、まだユウキとその時は友達だったよ！だから、家にも友達呼んでたよ……。ユウキに合鍵を渡してただけで、、、、」

5「あー、もういいよ、ってか今から俺の事ユウキって呼び捨てしたら……こ〇すよ〜？」

A「え……どういうこと？」

監督「はい！カット！！」

監督「いいね〜ユーキくん良かったよー。2人ともセリフもバッチリ！さすがだね。」

5「本当ですか？ありがとうございます！」

A「ユーキさん、凄い演技力でしたね、、、私も役にどんどん入っていけそうです(笑)」

5「いえいえいえ！全然、そんな……。」

髪色が赤だった時はビックリしたけど、意外と礼儀正しい良い子だなぁ。

ちょっと休憩をとり、まったく違うスタジオへ移動。