夫婦の闘病生活 【Fischer's】

第四話 ページ4

シルクsiten

今日はコラボの日だけど少し足取りが重い。

シルク「昨日寝なかったからな…」

モトキ「寝なかったの？」

シルク「！びっくりしたー。モトキか。」

モトキ「そうだよ。びっくりさせてごめんね。」

シルク「別に良いけど。」

モトキ「なんで寝なかったの？」

シルク「色々あってね。」

モトキ「それ見せて。」

そう言って俺が隠して持っていた紙を取られた。

モトキ「放課後検査に来て下さい。Fischer'sの皆様。」

シルク「………」

モトキ「だって。しかも今日じゃん！今日皆揃うし行こっか。」

シルク「嫌だ。俺行きたく無い。」

モトキ「何で？俺だって行きたく無いよ。病院行くんだったら撮影したいもん。」

シルク「そっちの意味じゃ無い。」

モトキ「何だよ。勿体ぶらず言えよー。」

シルク「着いたらな。」

モトキ「絶対に聞くからね。」

シルク「聞きたい人だけな。」

そんな事を話しているとマサイの家に着いた。

本当はマサイの隣に住んでたんだけど部屋狭いしやっぱり新婚生活は別の場所がいいから

引っ越して少し遠くなった。

でも徒歩三から五分だからそんなには遠く無い。

ちなみに俺の部屋は今でもスタジオとして使ってる。

モトキ「着いた。インターホン鳴らすね。」

ピンポーン

マサイ「空いてるよー！中入っていいよ！」

といつものマサイの声が聞こえた。

部屋の中がうるさいから皆いるんだろうな。

シルク「おは。」

モトキ「今日はビックニュース。」

ンダホ「何？ビックニュースって。」

ダーマ「スマブラ大会でもすんの？」

ぺけたん「歌の誘い？」

モトキ「焦らず。シルク。お願いね。」

シルク「今日ＵＵＵＮから病院で検査しろって。しかも全員で。」

マサイ「そんなのくんの初めてじゃね。」

ンダホ「確かに。」

シルク「だから今日いまから行くから準備しろ。」

全員「はーい。」

と俺が言ったら皆準備し始めた。

その中でも俺は

シルク「ハァー。」

ため息

寝不足か体調不良か分からないけど体か凄くだるい。

あと今日の鈴の痛っ。と言う言葉が凄く気になる。

マサイ「どうした？ため息なんかついて。」

マサイ「今日ザカオも来てるんだからあんまりそういうとこ出すのは俺くらいにしろよ？」

マサイ「先行ってるな。」

シルク「うん。」

やはりマサイは俺の気持ちを分かってくれる。

俺の事情にあんまり関わろうとしないし。

そう言う所は俺だけにしろって

カッコつけか。

でも少しだけど

楽になった。

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