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第二十八話 ページ28

鈴siten

皆が呼ぶ中諒さんは私に話し掛けて来た。

ちょっと来てくれる?と。

まぁ私はいいんだけど。

諒さんは大丈夫じゃないじゃん。

本当は泣きたいんでしょ?悲しいんでしょ?

あの現実が?

なのに。頼れる仲間を置いてって良いの?

私にはそんな諒さんに疑問ばかり産まれた。

本当は諒さんだっって泣きたいはずなのに

皆の前だけでは強がり
なんだから。

そんな事を思いながら諒さんについて行き

諒さんの病室から結構離れた

大広間?的な所について私達は座った。

そして諒さんが話始めた。

シルク「なぁ。」

鈴「どうした?」

私は静かに諒さんの話を聞いた。

シルク「俺さ寿命宣言されてんの。」

鈴「うん。」

シルク「その俺に残された時間がさ





あと14日。二週間なんだ。」

鈴「うん。」

シルク「俺はお前と最期を迎えたい。


だから二週間。よろしくな。」

鈴「良いよ。私も諒さんと最期迎えたいし。」

シルク「もう分かってんだな。寿命の日にち。」

鈴「自分の事くらい自分が一番知ってるよ。www」

シルク「それもそうだな。」


そこにはこんな残酷な空気だけど。

ほんの小さな笑いの。幸せの塊が産まれた。

そのほんの小さな塊も


私達にとっては大き過ぎるもの。





この気持ちは私達にしか



分からないのかもね。



それかもしかしたら




私達だが強く。激しく。





実感出来るものなのかもしれない。



私達だからこそ



分かるものなのかもしれないね。

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シルクれるりふ(プロフ) - こんにちは 第二のシルクれるりふです。 詳しい事は 1つのサッカーボールと赤い糸 の最新更新を見てください。詳しい事が書いてあります。これは全て本人が作りました。)あと前のアカウントでは新しい作品は作りませんのでこちらの方をお気に入り作者にしてください! (2018年7月23日 20時) (レス) id: d0e8ff802a (このIDを非表示/違反報告)
シルク れるりふ(プロフ) - おkおkでーす、いつでも来ていいかんねー (2018年1月26日 20時) (レス) id: 0c201e179b (このIDを非表示/違反報告)
シルク れるりふ(プロフ) - 金曜な! (2018年1月24日 20時) (レス) id: 0c201e179b (このIDを非表示/違反報告)
シルク れるりふ(プロフ) - インターネット最強、全部ネットで調べて書いたw&丸つけしなくていいんだ!情報ありがとう!&明日も休むー! (2018年1月24日 20時) (レス) id: 0c201e179b (このIDを非表示/違反報告)
シルク れるりふ(プロフ) - うん、来たよ、でも木曜日まで薬出されとるよ。しかも宿題の漢字プレゼントの答え無かったしw (2018年1月24日 18時) (レス) id: 0c201e179b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シルク れるりふ | 作成日時:2017年12月22日 19時

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