0日目 ページ1
姫siten
私も引っ越してきて約三年
隣人さんとも凄く仲が良くて
一緒にゲームしたり、食事したり
色々と思い出を作った。
ピンポーン
インターホンが鳴った。
多分隣人さんかな？
ちはや「姫ちゃんスラマッパギー」
姫「ちはや君、スラマッパギー」
二人「www」
こうやって二人で笑い合ったのも何回目だろうか…
ちはや「ねぇ、マリカーしよ」
姫「今日コラボの日なのに大丈夫なの？」
ちはや「うん、大丈夫、大丈夫！」
姫「よし！ちはや君の家にレッツゴー！」
ちはや「GO！」
そんな事でちはや君の家にお邪魔させて貰った。
ちはや「よし！マリカー、マリカー」
そう言ってマリカーのカセット入れて「やろう！」と力を入れるちはや君は
可愛いくて、愛おしい…
ちはや「じゃあ！２００CCビッグブルーで！」
姫「えー！無理だよ！ちはや君に勝てる訳無いじゃん！」
ちはや「大丈夫、大丈夫！俺、最近ボロボロだからねwマリカー」
姫「でも１位取るんでしょ？」
ちはや「それはやってからのお楽しみ！さっ、やろ！」
そうやって始まったレース
私はチラッとちはや君の方を見ると…
真剣な顔もしていたが…
何処か苦しそうな表情もしていた。
姫「あの、大丈夫？苦しそうだけど」
ちはや「あっ、大丈夫、大丈夫！少し最近やり過ぎた感が…w」
姫「ゲームを？」
ちはや「あっ、うん！はは///」
姫「まっいいや！始まったし！」
ちはや「マジ？！スタートダッシュミスったんだけど！」
姫「ここは私の１位独占かな？」
ちはや「まっ、ゆっくり打開しますか…でもここ前逃げコース何だよなー」
そんな独り言を言いながらカチッカチッと鳴らすコントローラー
カチッ、カチッ、カチッ
やたらに鳴るちはや君のコントローラー
そして打開を決めようとするちはや君
姫「やたらに鳴るね。コントローラー」
ちはや「…ッうん。鳴るねw」
姫「大丈夫？もうやめよっか」
ちはや「うんwなんか今日調子良く無いし休むわw」
そう、さっきのレース順位は
１位…私
６位…ちはや君
いつもは打開を決めて１位か上位３位に入るちはや君が
今回は６位だった
多分今日は調子が悪いのだろう。
私は今日の夜まではそう思っていた。
夜までは…ね
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作者名：シルク れるりふ | 作成日時：2018年3月3日 20時
