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ベッドに腰掛けるとラトは目の前で立ち止まり
隣に座りたそうな顔をしてもじもじしていた
手でぽんぽんと軽く叩き『ここおいで』と
優しく声をかけるとピッタリ隣に座った
少しでも安心して欲しいためラトの手を握る
『今日はずっと一緒に居ようね』
ラト｢うん…邪魔じゃない…？｣
『邪魔なわけないよ、隣に居て欲しいな』
ラト｢Aと一緒に寝ても…いいの？｣
『もちろん！何をするにも一緒だよ』
ラト｢うん…｣
頭を撫でようとすると体を縮めて目をギュッと瞑る
叩かれると思っているのだろうか。
私は優しく頭を撫でた。
『大丈夫、痛いことしないよ』
ラト｢ほんと…？後で痛いことするんでしょう…？｣
『んーん、何もしないよ大丈夫。この屋敷の中に痛いことをする人は誰も居ないからね』
少し震えている体を抱き締め頭を撫でた。
それからご飯の時間になり2人で食堂へ向かった。
執事の皆も把握済みなので2人でご飯を食べることに何も言わなかった。
『はい、あーんパセリだよ……美味しい？』
そう聞くと軽く頷いてくれた。
『ラトこれも食べれる？』
ラト｢やだ…｣
『美味しいよ、大丈夫怖くないから食べてみよ？』
口に近づけると小さく口を開けてくれた
口に含みもぐもぐと食べる
美味しい？と聞くと特に反応はなし。
やはりパセリにしか興味ないみたいだ。
その後一緒にお風呂に入った。
最初は恥ずかしいなと思ったけど今のラトは
とにかく自分と離れたくないため仕方がなかった。
入ってくうちに全然気にならなくなり
髪の毛を乾かしたりして気づけば寝る時間になっていた。
ミヤジ｢主様…今日は何から何まですまないね。｣
『ううん、満月の日は近づけないからさ。せめて今できることはしてあげたいんだ』
ミヤジ｢主様は優しいね、凄く助かっているよ｣
『へへっ、今日はラトと寝るからミヤジはゆっくり休んで』
ミヤジ｢わかった、何かあったら呼んでくれてかまわない。また朝様子を見に来るよ。｣
おやすみなさい、とミヤジは部屋を出た。
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遊ちゃん_SKZ(プロフ) - 今更あくねこにハマった者なんですが、調べたらこの作品出てきて面白くてぶっ通しで読みました😂超最高です😭😭😭🐈⬛ (5月16日 11時) (
レス) @page32 id: fe8355afed (このIDを非表示/違反報告)
つき(プロフ) - 紅林檎辛梨さん» 天才だなんてお言葉…ありがとうございますこれからも癒しを届けられたらなと！！♪ (2023年4月11日 3時) (レス) id: 959befd46b (このIDを非表示/違反報告)
紅林檎辛梨(プロフ) - 天才ですか？めっちゃ癒されてます。 (2023年4月9日 23時) (レス) @page28 id: e2df2b94af (このIDを非表示/違反報告)
つき(プロフ) - あめさん» ドゥエ(泣)ありがとうございます…！ぜひぜひこれからものんびりとお待ちください…！！ (2023年4月4日 22時) (レス) id: 959befd46b (このIDを非表示/違反報告)
あめ(プロフ) - めちゃくちゃ好みの作品を見付けてしまった…！！とりあえず全話読んできたんですけど、つき様の書き方から内容までもう全部大好きです！応援しながら更新楽しみにまってます！ (2023年4月4日 21時) (レス) id: 43ae57933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つき | 作成日時：2023年3月16日 19時
