【SERVAMP】Seven deadly sins

sin 2 ページ4

ー真昼sideー

俺は城田真昼

シンプルな事が好き、面倒な事は嫌いな15歳

だから、猫を拾った

しないで後悔するよりはいいから…

だけど、その猫を飼うことが命懸けだということを知ったのは次の日…

猫の正体は…

「心優しい引き篭もり吸血鬼」

らしい…

SERVAMPって言う怠惰の真祖で俺と契約し

俺はクロの主人(イブ)になった

…そんなある日

夜中にクロがポテチポテチうるさいから一緒にコンビニに来ていた

会計を終えて帰ろうと店を出て歩いていると…

クロ「！…この匂い…」

猫の姿だったクロは俺の肩から飛び降り家とは真反対の方へ走っていった

真昼「あ、おい！クロ！」

急に走って行くクロに驚いた

とにかく、俺はクロの後を追いかけた

路地裏へと入っていくクロに続き俺も路地裏へ入る

路地裏の奥には広場があってそこでクロは止まった

真昼「クロ！」

クロの視線の先を見ると血だらけで倒れている女子高生がいた

真昼「！！？？」

吸血鬼にでも襲われたのか？

クロは人の姿になると女の子を抱っこする

クロ「真昼…こいつ…」

真昼「…え、えっと、とりあえず家に運ぶか」

クロ「…あぁ」

この時のクロは今まで見てきた中で生き生きしているように見えた

その反対に焦っているようにも見えた

・
・
・

家につき、とりあえず止血して手当てをする

真昼「なぁ、クロ…この子病院に連れてった方が…」

クロ「ダメだ…」

真昼「え？」

ダメ、そう言ったクロの瞳は不安で揺れていた

真昼「…そっか…クロ、この子と知り合いなのか？」

クロ「……A、俺達SERVAMPは皆知ってる…」

A…

その子がどうして血を流して…

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