・ ページ45
岩本「Aを傷つけようとしたなら、あのベットにあった機械は傷つけるためのものじゃないですよね？」
「……。」
向井「あの機械は、“催眠“やろ？
スピーカーから大人に聞こえない、子どもだけ聞こえる音。
その音を聞いてれば、深い眠りから目覚めることはない。
配慮したんやろ？Aのこと考えて。」
「( -ω- ´)ﾌｯ 想像力が豊かすぎ笑
そんなわけないでしょ、泣かれるのがめんどくさかっただけよ！」
「白河 由梨乃さん。もう、正直におっしゃてください。
あなただけが辛い思いしてどうするんですか？」
「！？」
声のする方に、体を向けたら……
ラウ「真田先生…どうして？」
真田「彼女は…白河さんは僕の同級生です。
君がどれだけ子どもが好きだったか僕は知ってる。
本当は、彩未と君の恋人だった陽平くんへの復讐なんだろ？」
彩未…陽平… Aの本当のお母さんとお父さん…。
「違う！私は、あの子を使って里親であるSnow Manを試したかっただけよ！
ブログとかテレビで娘が大事ですなんてほざくから本当かどうか確かめようとしただけ！
実際は、本当だったけど…まぁ、面白いものが見れたからよかったわ笑
これが動機よ!!」
今まで、はぐらかしてきた彼女が饒舌に話し出した。
真田「陽平くんと彩未は、別れたよ。
Aちゃんと璃音くんを産んだ後に。」
璃音(りお)くん、それがAのお兄ちゃん。
「え？どうして…(泣)」
真田「だから、本当のこと話してくれ。
もう、楽になろう。」
真田先生の一言でゆっくり話し始めた。
「私、陽平と付き合ってた。
大学に入った頃一目惚れして。
必死にアプローチして、無事付き合えた。
結婚の話も進んでいたの。両家の顔合わせもしたし。
彼の子もお腹の中にいたの。
女の子だった。」
渡辺「もしかして…。」
「彼の家系は女の子を産んではいけない。
不幸になるから。そういう言い伝えがあるの。
だけど、諦められなかった。
産みたくて産みたくて仕方がなかったの。
別れをきりだして、産むことを決めた。
その後に彩未と彼が結婚したと聞いた。
正直どうでもよかった！そっちはそっちで上手くいけばいいって思ったから！
けど、突然お腹の子がタヒんだ。
やるせなかった…
この世を経つことも考えたぐらいに。
そんな時、彩未が無事男の子を産んだって聞いた。
彩未の子どもを見ようと思って会いに行ったけど、面会謝絶になってた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1004人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
HIKARU(プロフ) - 続きが気になります (3月26日 1時) (
レス) @page41 id: 274ae1ab60 (このIDを非表示/違反報告)
Yui(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！美紀さんも体調崩さないよう元気でいてください。お気遣い感謝いたします！ (12月18日 6時) (レス) @page6 id: b7301d55da (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (12月17日 8時) (レス) id: e7f1610a24 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Yui | 作成日時：2023年12月15日 19時
