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それからまもなくだった。
頭を下げてる間に、女は取り乱した。
刑事「警察だ！動くな!!」
警察の人が入ってきてくれたからAは助かると思った。
だか…
「近づかないで!!」
!!!!!!!!!!
「近づいたら、これを押す。」
女が左手に持つそれは何かのボタンだ。
「傷つけたくないなら、私に近づかないで!!」
このまま逃すのか…？
いや！そうはいかない！
何か気をひかないと……
当たりを見回して、何かきっかけを探していたら目の前に延長コードがあった。
延長コードを自分の方へとゆっくり手繰り寄せた。
タイミングを見て、延長コードを相手の方に投げ捨てた。
「？何？」
その隙に、早く立ち上がりAの元へ。
女は直ぐに状況を理解し始めた。
もうどうなってもいい。
Aを守ることができるのであれば……
そんな思いでAに覆い被さるように守った。
刑事「確保！！」
慌ただしく状況が変わった。
女は喚きながらも刑事さんに連れていかれた。
緊張の糸が一気に解けて、どっと疲れが押し寄せた。
刑事「もう大丈夫です。お話はまた今度伺います。
失礼します。」
刑事さん達が帰っていき、家の中では静まり返っていた。
依然とはAは腕の中で眠ってる。
誰1人その場から動けずにいた時だった。
「何してるの？みんなして座りこんで！」
目線をあげると……
阿部「母さん…。」
阿部ちゃんのお母さんと佐久間のお母さんとお父さんが来ていた。
佐久間「なんでここに…？」
マネージャーから話を聞いて、心配できたらしい。
佐久間父「ずっとそうしてるつもりなのか？」
阿部「俺たちのせいで危ない目にAがあった。
父親の資格なんて…「情けないわね。そんな半端な気持ちで父親になったの？」…。」
阿部ちゃんのお母さんから聞いた事のない声だった。
阿部母「あの時、お父さんと私の前で言ったこと覚えてる？「俺は半端な気持ちで父親になる訳ではありません。」そう言ったわよね？
今更、父親の資格なんてないって言い出さないで。
ふざけないで。
今自分が言った言葉、取り返しのつかない言葉よ。
あなたもAちゃんの本当のお母さんと同じことするつもり？
見捨てるの？」
阿部「違う！」
佐久間母「今回起きたことはしょうがないで片付けられないけど、あなた達が働いている職は特殊よ。
そのハンデを乗り越えて、親になったんでしょ？
まだまだ、高い壁が立ちはだかるわ。
負けるんじゃないわよ！」
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HIKARU(プロフ) - 続きが気になります (3月26日 1時) (
レス) @page41 id: 274ae1ab60 (このIDを非表示/違反報告)
Yui(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！美紀さんも体調崩さないよう元気でいてください。お気遣い感謝いたします！ (12月18日 6時) (レス) @page6 id: b7301d55da (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (12月17日 8時) (レス) id: e7f1610a24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yui | 作成日時：2023年12月15日 19時
