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「といっても、この子の母親の友達だったの。」
ラウ「どういうこと？」
「あの女とは学生時代からの友人の1人だった。」
渡辺「友人がなんで、Aを狙う？」
「この子は餌。本当の目的はあなた達とあの女。」
やっぱり、そうだったか。
相手がこちらまで近づく。
「私はあの女からあなた達を助けてあげようと思ってるの。」
目黒「意味がわかんねぇんだよ。さっきから。」
「あの女が無理やり押し付けたんでしょ？だったら、助けてあげる。」
向井「わるいけど、あんたが言ってること全部ちゃうから。
俺らはAの本当のお母さんなんか知らんし、ましてや知り合いでもなんでもない。
俺たちが決めたことや。Aを娘として育てるって決めたのは俺たちや。」
「かばってるの？」
向井「違う！なんでかばう必要があんねん！」
佐久間「いい加減Aかえせよ。
関係がないってわかったんだから。」
「なんで…？なんであの女なのよ！」
初めて彼女が取り乱した瞬間だった。
こちらを睨みつける彼女はものすごく恐ろしい。
ナイフを取り、こちらに近づくと思いきや……!!
深澤「A!!」
Aの方にナイフを向けた。
「あの女さえいなければ、あの女が悪いのよ！」
ナイフをふりかざそうとした時だった。
宮舘「やめろ!!!!」
普段大きな声を出さない舘さん。
静かに床に膝をつく。
宮舘「お願い…します。娘だけは傷つけないでください。
僕はどうなっても構いません。
娘だけは、助けてください。」
頭を下げる舘さん。
俺らも舘さんと同じように膝をつけ、頭を下げた。
阿部「娘は関係ありません。
娘の命を奪うなら、俺の命を差し上げます。
だから！どうか、娘は…娘だけはやめてください。
お願いいたします。」
「「「「「「「「「「お願いいたします。」」」」」」」」」」
「なんで…なんで…なんでよぉ!!!!
あの女が捨てた娘でしょ！？ あなた達と血縁関係なんてないじゃない!!
どうして…赤の他人のために…命を捨てれるのよ!!
助けてあげるって言ってるんだから、言うこと聞きなさいよ!!」
向井「聞かへんよ！！」
!!!!
向井「なんで、自分の娘を見捨てなあかんねん。
血の繋がりなんか関係あらへん!!
俺とA…俺たちは…家族や。」
目黒「だからもう…こんなことやめてください。」
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HIKARU(プロフ) - 続きが気になります (3月26日 1時) (
レス) @page41 id: 274ae1ab60 (このIDを非表示/違反報告)
Yui(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！美紀さんも体調崩さないよう元気でいてください。お気遣い感謝いたします！ (12月18日 6時) (レス) @page6 id: b7301d55da (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (12月17日 8時) (レス) id: e7f1610a24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yui | 作成日時：2023年12月15日 19時
