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ページ13

Aの衝撃な発言からまだ自分が戻れないでいた。
確かに、母親を恋しく思ってもしょうがない。
それは変えられないのだから。
でも……。


岩本「ラウ?どうした?」

ラウ「岩本くんは、びっくりしなかった?あの事。」

岩本「そりやぁ、びっくりしたよ。まさか、覚えてるなんて…。」

ラウ「俺さ、あの瞬間最悪なこと想像しちゃたんだ。」

岩本「どんな事?」

ラウ「いずれ、Aがママに会いたいって言うんじゃないかと思って。」


岩本くんは黙った。
少なくとも岩本くんもそう思ってたんだと。


岩本「それでも、俺らが親だ。それも変わらないだろ?」


岩本くんの一言によって、ハッとなった。


岩本「俺らが、ちゃんと法的手続きをした親だ。

俺らにAの親権があるんだ。
もし、母親が会いに来ても返してほしいと言われても俺は、Aを返すつもりはない。

だって俺がAの父親だから。」


そうだ、俺がAのパパだ。
それは変わらないんだよ。
何言ってんだよ。俺。


宮舘「そうだよ。俺らが親だ。」


いつの間にか舘さんと佐久間くんが来た。


佐久間「母親には申し訳ないとは思わないけど、俺の娘を渡す訳にはいかないから。」


2人の目は覚悟を持っていた。


岩本「そりゃあ、俺だって怖いさ。

いつか、そういう日が来るんじゃないかって内心怯えてる。
けど、俺はひとりじゃない。
9人いるんだ。
最も最強な9人が。もっと、俺らを信じろ。俺も信じるから。」


岩本くんの熱い言葉によって我慢していた涙が溢れた。
そうだ、俺はひとりじゃない。
みんながいる。
怖くなったら頼ればいいんだ。


ラウ「ありがとう!なんか、吹っ切れた!よしっ!Aの所行ってくる!」


愛おしい娘がいる元へ、行った。


宮舘「大人になったね、ラウ。」

岩本「まだ、ガキだけどな(笑)」

佐久間「それでも、大人になってきたよ。」


お兄ちゃん達がそんな事言ってるとは知らなかった俺でした(笑)

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HIKARU(プロフ) - 続きが気になります (3月26日 1時) (レス) @page41 id: 274ae1ab60 (このIDを非表示/違反報告)
Yui(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます!美紀さんも体調崩さないよう元気でいてください。お気遣い感謝いたします! (12月18日 6時) (レス) @page6 id: b7301d55da (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (12月17日 8時) (レス) id: e7f1610a24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Yui | 作成日時:2023年12月15日 19時

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