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あの日から3年が経った。
結局、俺が期待していた人とは会えなかった。
そして、時はAが4歳の誕生日を迎える日がやってきた。
『パパ、開けて！』
Aがお菓子を開けてほしいとやってきた。
阿部「はい、どうぞ。」
『ありがと！』
俺の隣で、お菓子を食べるA。
ふいに、何故か不安が押し寄せた。
阿部「A？」
『うん？』
阿部「“ママ“に会いたい？」
ずっと聞きたかったこと。聞きたくなかったことをなぜ3歳の娘に聞いたたのかわからなくなった。
『ママ…？わからない。Aのかじょくはパパとじいじとばあばとにいにねぇねだよ？』
泣きそうになってるAを強く抱きしめた。
泣かせて何になる、どうして自分のことしか考えていなかったんだ。
阿部「ごめん、ごめんねA。そうだね、Aの家族はパパとじいじとばあばとにいにとねぇねだよ。
パパとAはずっと一緒。絶対パパが守ってあげるから。」
Aをしばらく抱きしめ、自分の気持ちを落ち着かせた。
たまに、Aの前に母親が現れたら…って思うんだ。
その時俺はどうすればいい？
返すべきなのか？
いや、法的手続きしたんだ。俺らが親なんだ。
返す必要なんかない。
阿部「Aは俺たちの娘だ。」
Aの誕生日まであと少し。
今年もAの母親は、何か送ってくるのだろうか。
送られてきたものは、ふっかが保管している。
毎年恒例のように送られてくるものに、母親はいつか目の前に現れるのではないかと皆が心の中で思ってる。
口に出さないようにしてるだけ。
『パパ？Aのお誕生日、じいじとばあばくる？』
阿部「来るよ。」
『早く、じいじとばあばとパパとにいにとねえねに会いたい！』
阿部「会えるよ、あと2回寝たら会えるよ。」
『Aはずっとパパと一緒！』
阿部「そうだね、パパ達とずっと一緒にいようね。」
もし、母親がAの前に現れても、俺らが父親であると言おう。
怖がる必要なんかない。
決して離さない。
宮舘「阿部、帰るよ！」
阿部「今行く！」
荷物を持って、Aを抱っこしながら舘さんの所に行った。
宮舘「なんかあった？」
阿部「うん、けど解決したから大丈夫。ね、A！」
『うん？パパとAは一緒！』
宮舘「よく、わかんないけど(笑)一緒にいようね！」
そうだ、俺らはずっと一緒だ。これから先も。
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Yui(プロフ) - 夕稀さん» 見てくれてありがとうございます！ベビーパウダーについて勉強不足でした。教えて頂きありがとうございます。 (2月11日 21時) (
レス) id: b7301d55da (このIDを非表示/違反報告)
夕稀(プロフ) - 素敵なパパたちと天使ちゃんにキュンキュンさせてもらっています🥰 あの、本当に差し出がましいのですが、今はベビーパウダーはあまり使わないように指導されることが多いみたいです💧 汗腺を塞いでしまうみたいです。 (12月16日 17時) (レス) @page33 id: 794cc71c58 (このIDを非表示/違反報告)
Yui(プロフ) - 琉衣さん» ありがとうございます！これからも愛読して頂けると嬉しいです！ (11月11日 20時) (レス) @page37 id: b7301d55da (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - 初めまして読ませて頂きました！イケメン達に育てられる夢主は幸せですね！ (11月10日 20時) (レス) id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
Yui(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます。最近更新が出来ず申し訳ありません。待ってくださると嬉しいです。 (10月25日 19時) (レス) id: b7301d55da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yui | 作成日時：2023年8月26日 20時
